落としドコロは仕事です

October 22, 2009

つながりの中で生きる

 

我が家の近所に、ディナータイムや土日に訪れると、不思議な空間になっているうどん屋さんがある。

 

オーナー家の自宅へと変貌してしまっているのだ。

 

そんなときに店に入ると、お客さんは、他人の家にお邪魔してしまっている気持ちになってしまう。

 

他の人は分らないけど、少なくとも私はそう感じる。

 

店内そこそこ広い店構えだ。

 

頻繁に行くわけではないが、随分前から知っていて、何度か訪れているお店。

 

まだ小さなオーナー家の子供たちは、店中をチョロチョロと走り回り、そしてお母さんは、店内の座敷の一角を陣取って、その子供たちにご飯をあげながら、自分も一緒にお昼御飯や晩御飯を食べている。

 

そして、その食事中に子供たちがチョロチョロするもんだから、お母さんはいつも

 

『こらぁーっ』  『座りなさーいっ』

 

などと叱りながら、大きな声を出している。

 

食事中というのはもちろん≪お客さんの≫ではなく、お母さん自身含め≪オーナー家の≫食事中ということだ。

 

先日行った時は、我が家が注文した料理の調理と配膳をし終えたら、旦那さんまでもが一緒に食べ始めた。

 

我が家の子供たちと同世代の子供がいるということは、夫婦の年齢は、おそらく私達夫婦と一緒ぐらい、もしくは少し下ではないかなと推測されるが、夫婦そろってなんだか老けて見える。

 

やけに疲れてる感じがするし、それに奥さんのまるで化粧っ気のない感じと猫背が気になる。

 

そして商売屋の奥さんとは思えないほど無愛想で接客もひどい。

 

こちらが『すみません』と呼んで返事もなければ、注文を復唱することなどまずない。

 

食べかけのご飯を奥歯に詰まらせながらモゴモゴ何かしゃべっている時もある。

 

店の中には子供の遊び道具や三輪車などが置いてあり、お店の入り口に布団を干しているときもある。

 

なんてワイルドなんだろう・・・

 

だからか分らないが、店がきたない。

 

ホコリはすごいし、何より便所が汚い。

 

飲食店のみならず、接客業としてこの有様は致命的だ。

 

しかし、数年前はこんな状態ではなかった。

 

旦那さんとおそらく旦那さんのお父さんと思われる人が二人で調理していたんだけど、何らかの事情でそのお父さんが最近いない。

 

リタイヤか、御病気か、もしくは他界されたか。

 

旦那さんのお母さんと思しき人が忙しい間の小1時間程度アルバイト的にお手伝いに来る。

 

先日、行った時、お母さんは来てから30分程度で帰って行った。

 

なんでお母さんだと分るのかと言えば、本人にわざわざ聞いたわけでも、私が仲が良くて一家の事情通でも何でもなくて、単純に旦那さんが『おっかー』と呼んでいたからだ。

 

で、そのお父さんらしき人がいなくなったあたりから、店の雰囲気が変わってしまった。

 

そしてお客の数もまばらになってしまった。

 

 

じゃ、なんでそんな店に行くのか?

 

それは我が家が子供連れだからだ。

 

店の家族がそんな状態でいるのに、まさかお客に『子供を静かにさせてください、困ります』だとか、『お子さんがチョロチョロしていて他のお客さんに迷惑がかかりますから、目を離さないでくださいよ・・・』などとは口が裂けようが曲がろうが、絶対に我々に言えないと思うからである。

 

だから、我が家のような≪暴れん坊主≫を抱える立場としてはとても気楽に行きやすい店なのだ。

 

もちろん味が悪くない、いやひどくないのは大前提だ。

 

多少ぐらいは許す。

 

で、そのお店は平均レベルはクリアしているため、全く問題ない。

というよりも重宝している。

 

逆にお客さんが少なくて空いていることもスバラシイ。

 

だから、衛生的かそうでないかは、もうこの際気にしないことにする。

 

だらしないのはお掃除担当の奥さんだけで、旦那さん担当の厨房は衛生的に保たれている可能性も捨てきれない。

 

ただし、そんなことを言っている時点で職人レベルならまだしも、経営者としては確実に落第ではあるけどね・・・

 

ま、なんにしても、他のお客さんには気を使うけど、店の人にそんなに気を使わなくても大丈夫であるというところが、我が家のニーズには合っているわけだ。

 

でも我が家のようなお客は稀なケースでマジョリテイではない。

 

 

で、今度は別のうどん屋さんでの出来事。

 

店主の奥さんと思われるちょいと小太りな方が座敷のほうへ座った私たちのところへ注文を取りに来てくれた時のこと。

 

座敷同士を仕切る木製のパーテーションにいつの間にか次男坊がぶらさがってしまっていた。

 

それを見た奥さんが一言、

 

『折れるかもしれんでやめてよ〜』

 

と、まだ言葉もろくにしゃべれんようなチビを相手に注意しつつも、明らかに我々親に強烈にプレッシャーを与えながら、少々苛立ち気味の声でおっしゃった。

 

私たち夫婦はその後、もう子供たちから全然目が離せない。

 

あのオバハンの気に触るようなことをするんじゃないかと気が気じゃない。

 

子供たちは、ちょっとした隙に何かをしでかすため、私の目は鉄腕アトムのサーチアイで、嫁さんの目はドラえもんの赤外線アイのようになっていたと思われる。

 

だけど、そのお店の料理の味は悪くない、いやむしろウマイ部類に入るのに、そんなことばかりが気になっておいしく感じない。

 

子供もなんだかそんな親の空気を察知したからか、ぐずるし、余計に落ち着きがない。

 

そしたら、今度は私が子供達のそんな姿を見て、ますますイライラして仕方がなかった。

 

なんという悪循環だ。

 

帰りの車の中で、あの奥さんの雰囲気と接客で、お店は損してるだろうね、というような話を嫁さんとした。

 

嘘でも 『ボク、危ないからやめようね♥』 とか、 『お子さん大丈夫ですか?お母さん、危ないですよ(^-^)』 なんて言ってくれれば、親もピリピリとした嫌な気分になることもなく、子供に注意することもできて、もう少しうどんの味もおいしいものになっただろうにね・・・

 

最終的には、あの人の顔が怖いとか、オーラではなくて邪気が出とるわ、みたいな話にまでなってしまった。

 

しかし、小さな子供連れで、気兼ねなく行くことのできるお店のなんと少ないことか。

 

小さな子供のいる家庭はテーブル席よりも、お座敷のある店がいいし、ましてやカウンター席しかないような店になど行けるわけがない。

 

だから、うどん屋さんのようなお店に絞られていく。

 

じゃ、家で食えよ、とおっしゃりたい気持ちも分かるけど、各家庭には、それぞれに事情というものもあることだし、オクサンたちもたまにはお休みをいただきたいだろうということで、その辺は御愛嬌でスルーしてくださいな。

 

このうどん屋の奥さんのような人は、子連れが嫌いだとか、子供が嫌いだとかということだけではなく、基本的には気遣いができないということであって、おそらく大人だけで食べに来てくれたお客さんに対しても、何かしらのトラブルが起きてしまう可能性が他の人が働くよりも多くなってしまう気がするし、お客さんに対して、不快な印象を与えてしまう可能性も高いんだろうなと思ってしまう。

 

我が家にとっては、もはやそのお店のことはどうでも良い。

次に外食する際の選択肢にその店が入ることはおそらくないだろう。

 

だからこそ、身内の店員というのは、このような状態に陥りやすいため注意が必要だ。

 

身内だと厳しく注意ができなかったり、他店では当たり前であるはずの接客ができなくなったり、そして、それが恒常化することによって、感覚が麻痺し、味はそれほど悪くないのにも関わらず、原因も分からないまま、なぜか客足が遠のいていくという現象が起きてしまうという可能性がある。

 

接客業は口コミの怖さを知るべし。

 

それにだいたい悪い噂は良い噂の数倍早いスピードで世間に浸透していく。

 

人によっては、良いお店、ステキなお店を自分だけが知っているのだという優越感に浸りたい人もいるだろうし、逆にネチッこくておしゃべりな性格で、いつまでも自分のされた接客態度や商品の質に不満を持ち続け、会う人会う人細菌をまき散らすように言いふらす人だっている。

 

どんな商売でも、リピートしてくれるお客さまこそ大事にしなくてはならない。

 

そのために何が必要になるのか、反面教師として二軒のうどん屋さんを例にあげてみた。

 

どちらのうどん屋さんも、今のままでいれば、これからお客さんが間違いなく減ることになるのは明白なわけだけど、前述した通り、私は先にあげたお店には長生きしてもらいたいと思っている。

 

ただし、チビ助どもが落ち着いてくれるまでの数年間という期限付きで。

 

 

顧客不在の経営。 売り手の論理で物は売れない。

 

この景気で、当然ながら影響を受けている外食産業。

 

外食産業のみならず、全業種、全業態に渡って、わが社だって例外なく、人間は感情の動物で、しかも人間同士の関係やつながりの中でしか生きていくことのできないことをきちんと理解した上で、自社の強みを生かす努力をしていかないと、確実に世の中から淘汰されるであろうということを各々が再認識しなければ、今後生き残れないステージに、もはや突入していることは間違いないと思う。

 

だからこそ、特につながりや、リンクした関係というものを大事にしなければならないことに早く気付いて、その輪を断ち切らないようにしなければならない。



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June 07, 2009

諸行ムジョーにオダギリジョーに仮面ライダーにヒビキアリ

 

昔のものが再評価され、もてはやされる。

 

最近やたらに≪リバイバル≫が多い気がする。

 

ヤッターマンを見ていてそう思った。

 

歌も、≪カバー≫なんて言っては古い曲が今風アレンジで復活したり。

 

一度は流行って燃え上がったにしても、廃れたものだ。

 

 

◆新たなアイデアが生まれず、安直さに流れる。過去に執着する。

 

◆過去に再びフォーカスを当てて日の光を浴びさせる。埋もれた価値を掘り起こす。

 

復活劇の背景に、そんな動機が見え隠れする。

 

 

人の気持ちは移ろいやすい。

 

だから、昔別れた彼氏や彼女と再び燃え上がってしまうという状況が生まれてしまったりする。

 

何で別れたのか、原因はそっちのけで、良かった頃のことだけにフォーカスが当てられてしまうのだ。

 

人間の脳みそはそんなふうにできてたりする。

 

 

良かった頃を思い出し、まだいけんじゃないかと思ったりして。

 

だけど、現実はそんなに甘いもんじゃない・・・

 

 

 

 

 

 

あーびっくりしたー

 

これは継続案件か・・・

 

 

 

企業は違う。

 

潰れてしまった企業が復活することはまずない。

 

老舗企業が自らの商品ブランドの中でリバイバルを行うことはよくあることだが、潰れてしまった企業の商品が同じブランド名と商品名で立ち上がることはまずない。

 

ということは、それだけに企業の負う社会的責任というものは大きいのだ。

 

会社が倒産するということは、人々の記憶には残るにしろ、社会からの抹殺という言葉に近いのかもしれない。

 

不祥事なんて起こしたら目も当てられない。

 

 

あの『しゃり弁太郎』をネットで検索しても、ほとんどの情報はもはや入手できない。

これほどの情報化社会なのに。。。

 

あれ、誰かなんとか復活させてもらえんものかねぇ・・・

 

人頼み・・・   他人任せ・・・       ハイハイ ソウデスョ スミマセンネェー

 

 

こうして年月とともに人々の記憶からも抹殺されていく。。。

 

 

企業の価値や責任は存続することにある。

 

だから、経営者の仕事は会社を潰さないこと。

 

極めてシンプルで当たり前のことなのに、とても難しいことでもある。

 

それほどに世の中は移ろいやすいということなのだ。



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May 30, 2009

信じる者は救われる?

 



つながり

 

 

組織や集団においては、当たり前のことなんだけど、人と人が関係し合い、機能し合うことが必要になる。

 

会社や家庭、友達同士のグループ、地域のコミュニティー、趣味のクラブ・・・

人間は何らかの形で多くの人たちと関わりを持って生きている。

 

相手を信用し、信頼する。    相手から信用され、信頼される。

 

相手を信じる。 そして頼り、任せ、委ねる。

 

相手を信用できないのはなぜなのか。

 

相手に問題があるから?

 

それとも自分に問題があるから?

 

目の前にある現実は、自分のしてきた決断と行動の結果の集積であり、それこそが自分を投影した鏡のようなもの・・・

いわゆる『鏡の法則』と呼ばれる自己責任についての考え方だ。

 

その法則に則って考えれば、信用できない人物と共に何かを成し遂げようという現実が目の前にあるのならば、それこそが自分の心を映し出した鏡のようなものであり、原因は自分にあるということになる。

もちろんこの場合、面識もない人や、犯罪者であるような人は除く。

 

つまり、相手が信用できない行動を取るように思えるのも、実際に信用に値しない、そのような行動を誘発し、相手にそれを起こさせてしまうことも、信用する側の心の持ち方によって引き起こされる結果であるということだ。

 

部下に任せたいのに信用できない。

旦那を信用したいのに信じられない。

子供の将来を願えば彼らの意思を尊重すべきなのにそれができない。

 

相手のことを信用したいのにそうなってくれないという現実。

そして信用できない心が引き起こしてしまう悲しい矛盾。

 

 

 

矛盾



 

人は信用、信頼されると、それに足る行動を取るようになる。

 

逆に、そう思われていなければ、見せ掛けだけの偽りの姿を繕うようになる。

信用されていない態度を感じたり、言葉を投げかけられることで、誠実でいなければならないという強迫観念にかられたり、信頼に足る人物でいなければならないという強制力が働く。

そして心にかかった負荷はストレスへと変わり、さらに関係はこじれていく。

 

誠実で、信頼に足る人物でいるべきだという強制力が、くだらない小さな嘘をつかせたり、情報を遮断させてしまうことになる。

 

そして体裁だけを整えたイミテーションであることが分かると、さらに相手のことを信用できなくなるという悪循環に陥っていく。

 

では、この負のサイクルを止めるにはどうすればよいのか?

 

結論から言えば、相手を本気で信頼するしかない。

 

信用できないとこちらが思えば、結局相手はその思いに沿った行動しか取れなくなってしまうのだ。

 

じゃ、裏切られたらどうするの?

 

結論、しゃーないね。

 

人間は弱いもの。完璧であることがそもそもの間違いだ。

 

だから、それもひっくるめて相手を信じる。

 

しかし、盲目的に何もかも許すのではなく、相手に不誠実な行動を取らせないように布石を打つことが大事なのだ。

 

基本的に、自分の意見や主張だけで相手は変わらんと思っていたほうがいい。

大事なことは、自らの意思や姿勢を示すことだ。

 

つまり、自責の考え、鏡の法則というわけだ。

 

しかし、極端な期待や過度の信頼感は逆に反発やプレッシャーを与えてしまうことにもなる。

相手をコントロールしようと思ってしまうからだ。

 

自らをセルフコントロールし、誠実でいること。

それこそが、相手の信頼を勝ち取る方法だ。

 

誠実でいること。

きっと、その本質は行動自体の良し悪しは問題ではないのかもしれない。

取り繕ったり、見せかけたり、体裁を整えたり、嘘をついたり、隠したりする姿勢がいかんのだと思う。

 

相手を思いやり、自分が誠実でいることで信頼が生まれる。

相手を信用し、信頼することで、誠実さが育まれる。

 

お客様に対しても、社内の社員同士であっても、家庭であってもそれは普遍の原則。

だから、わが社に誠実と信頼の輪が少しでも広がることで、あるべき姿に一歩ずつ近づいているという実感を持つことができると思うわけなのだ。

 

ということで、まずは家庭でトレーニングに励むとしよう・・・

とりあえずオクサマの信頼を勝ちとら・・・

 

 

うおぉぉぉ

 

ネンリキだぁ〜  ビビビビビ〜



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December 18, 2008

泥の川

 

きんぐ

 

コンビニにジュース買いに行ったら、1970年の夏に行われたライブとその舞台裏が収録されたDVDが今だけ価格、980円で売っていた。

 

なにぅをぉ〜っ  きゅっ  きゅうひゃぁくぅ〜

 

 

・・・ ついつい買ってしまった。

 

ついでに子供のアンパンマンのDVDも・・・

 

オイラの大好きなサン時代じゃなくて、ラスベガスなエルヴィスなんだけどね。

 

でもええやね。

 

やっぱりエルヴィスはキングやね。

 

ドーナツいっぱい食ってても、ピーナッツバターサンドが大好きでも、モミアゲが尋常じゃなく太くても、白いジャンプスーツだろうが、なんだろうが、ええもんはええんやね。

 

オイラの中の永遠のスターであることは間違いないけど、世界のエルヴィス様だからね。

 

もう、間違いなく歴史上の人物です。 教科書に載る人なのだ。

いや、もはや載ってんのかな?

 

音楽史史上、彼が残したものはあまりに多く、その価値は大きすぎる。

あんなにグレートな人はいない。 

 

あの人がいなかったら、今のポップス音楽はない。

と言っても過言じゃない。 

 

それほどの時代のキーマンだったのだ。

 

時代を変えてしまうほどのキーマンなんてなかなかいるもんじゃないし、簡単に出現しない。

 

 

 

話は変わるが、

日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字は『変』だ。

 

変化の激しい一年だったということだ。

オバマさんの影響も大きい。

 

でも私には≪へん≫としか読めない。。。

そりゃ、誰が読んでも当たり前かもしれんが、その意味合いが変態の≪変≫、すなわち普通じゃありませんよ、ノーマルではなくてアブノーマルなんですよ、の≪へん≫なのだ。

だから、≪形を変える様≫だとかオバマさんの掲げる≪チェンジ≫という意味ではもちろんない。

 

世の中、私が見たこの一年、やっぱり、≪へん≫だったのだ。。。

いや、一年だけの話じゃない。。。

 

異常ともいえる出来事が数多くありすぎた。

 

しかしそんなアブノーマルな流れが、今後はノーマルになっていってしまうのかもしれない。

 

変化して、変になって崩壊して、それがノーマルになっていく。

何がノーマルなのか、スタンダードなのかも分からん混沌の時代に突入だ。

 

だから、既成概念や固定概念は、もはやモラルや道徳を除いては持つべきものではないのかもしれない。

心の問題は、いつの時代も普遍だとしても、取り巻く外部環境はどんどん変わっていく。

 

今年の漢字、『崩』でも良かったのかもね。

 

ほぉ〜

 

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

 

 

≪変≫の幕開け。

 

ノーマルやスタンダードという概念はマクロ的な視野では成立しなくなるのかもしれないし、何が起こるか本当に分からない時代の到来だ。

 

グローバルスタンダードねぇ。。。

 

金融や経済、崩壊しとるがな。。。

 

それでもわが社は≪変≫に負けないホウキンスタンダードを作っていくぞ。

 

エルヴィスの魂を引き継ぐのだっ!

 

キーマン、いやキーカンパニーになるのだっ!  

なれるのかっ!?

 

ロックンロールだっ!  ロカビリーなのだっ!  

なんじゃそりゃっ!!

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

私の好きなバンド、『夜のストレンジャーズ』。

通称『夜スト』。

 

一曲歌ってお別れしたいと思います。

 

なに? 

流れからいきゃエルヴィスだろ〜って?

 

まーまー、 ご愛嬌。

 

なぬ? 

文字じゃ聞こえないだろって?  

 

まーまーまー、 雰囲気ですょ。  気分気分。

 

 

 

 



夜スト

 

泥の川   

作詞・作曲 三浦雅也

 

泥の川を上るのだ  泥の川を逆上れ

錨を上げろ  仲間たちよ

泥の川に漕ぎ出そう

 

泥の川に風が吹き  泥の川はうねりを増す

オールを離すな  仲間たちよ

泥の川に漕ぎ出そう

 

禿山を越え  滝をくぐり

分かれ道なら  月を目指せ

ミルクのような  霧の向こう

何が見えるかライトで照らせ

 

泥の川は狂いだし  泥の川は決壊する

銅鑼を鳴らせ  仲間たちよ

泥の川に漕ぎ出そう

泥の川に漕ぎ出そう

 

 

≪変≫という泥の川に流されないように、さあホウキン丸を漕ぎ出すぞ。



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October 22, 2008

カキーン

 

らいだー

キマッテます

 

 

 

 



若干ボケてますけどね

 

 

 

 

 

たんでむ

モテモテです

 

ヤリテです

 

さすがわが息子

 

どこかのタムチさんをすでに越えています

 

 

 

 

 

どこかのタムチさんの

ケロリン号なんかも乗りこなしてしまいます

 

かえる号

後姿が神々しい

 

ベコッ ベコッ とボディーが凹む音がしてました

 

 

 

 

 

 

たむち拡大

 

 

 

もうちょい大きく

なぜか写真撮っている人がいます

 

心霊写真ではありません

 

 

 

しかし自虐的な男だ・・・

 

M的です

 

 

ということは、女王様のようなお嫁さんを探すとバランスが取れるのかもしれません。

 

 

女王グッズ
『愛裸淫』

 

ネーミングが渋いです

 

彼女や奥様への贈り物にどうですか?

 

 

女王様といえば、にしおかすみこ。   

・・・か?

 

なんであの人最近かわいらしい格好してんの?

早い段階で方向転換しましたねぇ。

青木さやかや、友近なんかをベンチマークしてる感じですね。

 

ま、今後業界に残れるかどうかは真価が問われるところだとは思いますが。

私的にはアディオスな気がする。。。

 

それから気になるのは鳥居みゆきですね。

最近露出度が増えて、アングラさ加減の角が取れて丸みを帯びてきてしまいました。

自分の私生活まで情報公開して、なんだ意外とそうなんだ〜、ちゃんと人と会話が成立してるじゃ〜ん、なんて思われてしまってる気がします。

少なくとも私はそう思います。

それでも、常人と比較すればかなりアブノーマルな人ではありますが。

 

テレビの世界は、自分に被害や迷惑がかかることがなく、非日常を垣間見ることが出来るからこそ、その価値があるのだと思います。

仮想の空間で疑似体験をさせてくれるからこそ楽しい。

 

蛇や幽霊を見たかのごとく、自分の日常にない非日常を実害なく垣間見ることが出来るからこそ彼女のような存在は価値があります。

だから、本当にまわりにいたら、ちょっと困ります。

会社にいたりしたら、どうやってコミュニケーションをはかってよいのか、ヒジョーに困ります。

 

臭いものをもう一回嗅ぎたくなってしまう衝動のように、気持ち悪い・・・こわい・・・でも、もう一回この人の芸を見たい・・・と思わせなければああいう人の芸事でのニーズはなくなるでしょう。

 

にしおかさんや、鳥居さんは芸人ですが、珍しくちょっとかわいいかもしれないね・・・という女芸人の括りに2人は入ると思うが(あら違う?)、業界でのサバイバル戦、勝者となっていくことが出来るのか伊奈かっぺい・・・

きっと今後は、バラエティータレントという大きな括りの中で活路を見出していくしかないのだろうけど、そうなると、芸というよりは人としての引き出しの多さが武器になってきます。

 

お笑い業界は、女性としての生き方や、美しくありたいと思う本人の願望や、恋愛や結婚などのプライベートライフに関わる問題が、雇用機会の均等なんて言えど、明らかに女性にとって不利な業界であることは否めません。

だから、漫才や漫談は別として、ある時期から女性がおバカなネタやコントやお笑いだけでは限界を感じるようになってしまいます。

恋愛や結婚なんてすると、恥じらいが出たり、あくが抜け、鳴かず飛ばず状態となって、いずれご飯が食べられなくなってしまう。

おデブタレントが、痩せたとたんに仕事が減ることにも共通した現象と言えます。

 

また、芸人やタレントや歌手など、最初の売れ方がいわゆる一発屋的だと、その後の路線展開に非常に苦労している人が多いのも事実。

 

『そんなの関係ねぇ』の人が、あがいてる姿は見ていて気の毒になります。

 

なんでもそうですが、最初からある程度の戦略や筋書きがないとコケることが多いことも事実。

ま、あっても順調にいかないことは往々にしてあるんですけどね。

なけりゃ、もっと酷いことになるということであって。

 

そこで、

成長期に試行錯誤を繰り返し、その後自らのスタイルを確立し、安定期を迎えて大御所と呼ばれるようになる人たちや、長く指示してもらってる人たちにはどんな素養があって、視聴者にどんな影響を与えているのかを自分なりに考えてみました。

 

そしたら、長く指示されるためには、『安心感を感じさせる存在』にならなくてはならないのだーということを私は強く感じたわけなのでありまする。

 

そして、衰退しないように、『常に新しいことに挑戦したり、クリエイティブであり続ける』ということを実践している人たちなのだーとさらには感じたわけなのでありまする。

 

 

ですから、二転三転した今回の記事の締めくくりとして、

 

『安心に間に合うホウキン』

 

そして

 

『挑戦し続けるホウキン』

 

を目指して頑張ることを誓いたいと思うのでありまするぅ〜。。。

 

 

 

 

 

ところで、

タムチさま・・・  一発屋でもなんでも良いので、そろそろ・・・

 

ホームランじゃなくてもいいから・・・

 

ひっとえんどら〜ん ♪



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July 04, 2008

『本気』と書いて『マジ』と読む

夜回り先生知ってますか?

 

ちょっと前になりますが、その夜回り先生の講演に、子供たちを親に預けて、オクサンと2人でライフポート豊橋へ行って来ました。

 

 

夜回り先生



 

水谷修さんのことは、数年前に寺尾聡さん主演で、まさに『夜回り先生』というドラマをたまたま見たのがきっかけで知りました。

以前から先生のことを知っていた人は別として、番組見た多くの方は、こんな人が世の中にはいるもんなんだなぁ〜、でも凡人にはマネ出来ないな〜、ときっと思ったはずです。

 

それ以後も、多くのメディアやマスコミに取り上げられたり、本もたくさん出版されております。

 

先生がご病気であるということは知っていましたが、詳しくは知りませんでした。

 

講演に先立って少し自分なりに調べてみました。

正確な情報かどうかは定かではないのかも知れませんが、先生は『リンパ腫』という癌を患い、余命5年と宣告されたのにも関わらず、現在では、これといった治療を受けてもいないのに、当の昔に5年は過ぎている状況です。

最近では寝る間も惜しむように休み無く、児童福祉活動や夜回り、講演、執筆活動などと、何かに取り憑かれたように忙しい毎日を過ごされています。

講演の日も、新幹線の中で11分間寝ただけだとおっしゃられていました。

 

病気なんて気持ちや思いで治るもんなのかな・・・なんて本当にそう思わせてくれる方でした。

 

 

2年前にも田原と豊橋で講演されましたが、都合で行けませんでした。

講演内容でのエピソードを何となく知人に聞いたり、メディア等で知ってはいたものの、実際に先生の良く通る声と、リズミカルなテンポで語られるその語り口に圧倒されてしまいました。

 

痩せてはいらっしゃいましたが、肌のつやも良く、ある種の神がかったようなオーラを発し、恥ずかしい話ですが、先生のその雰囲気や空気を感じただけで涙が出てしまいました。

 

別に私はミーハーでも何でもありません。

でも、ああ、こういう人が真の求道者っていわれる人なんだろうな、インチキ新興宗教で教祖さまなんて言われてるヤツァこういう人の爪の垢でも煎じてダシ取って、澄まし汁とか茶碗蒸しでも作ってやりたいわなんて思いながらお話を聞いていました。

 

 

いいんだよ

いいんだよ

 

   『赦す』  

   ・・・人を導く立場にある人の本質にあるものは、だいたい同じような気がします。

 

 


 

今回の講演のキーワードは『思いやり』ということでした。

弊社の基本的価値観も『他を思いやる』というところに最大のオモキを置いています。

 

テーマのわりには、水谷先生の言葉からは実際に『思いやり』という具体的な言葉は出てきませんでしたが、すでに存在自体が思いやりのカタマリのような人なんだなと感じることが出来ました。

 

『思いやり』というものが、人と人との関係において大事な要素となると認識している人は多いと思います。

だから、他人や周りのことが気になってしまう、こうしてあげたい、そうであるべきだと気づいたり、思ったりすることは普通にあることだと思います。

でも、その気づきや思いを、実際に言葉や行動に出来る人が少ないというのが現実です。

 

企業においても、『思いやり』的な言葉を用いた理念は日本中かなり多いはず。

しかし、社是、社訓などで会社の壁に埃のかぶった額縁が傾いて、クモの巣の張った状態でぶら下がっている・・・・下手すりゃその額縁の存在すら社員が知らない・・・なんていう状態で、機能してない理念をお持ちのお会社さんが多いというのが実態。。。

ではないでしょうか?

 

弊社が、経営陣、社員含め、全社的に思いやりのある行動がすでに出来ている集団であるなんてミジンコほどにも思いません。

しかし、まさに行動できてない、でも大事なことだから共通の価値観としてお互いや他を重んじる社風にしようと努力継続中でございます。

会社ある限りずっとです。 ずっと努力継続です。

 

 

本気で考えよう、そして思ったら、感じたら行動しよう、それから全ての関係においてそれを実践していこう』

 

 

 

夜回り先生はまさに本気の人でした。 だから私たちは感動し魂を揺さぶられるんです。

 

先生のようにすべての子供たちに思いやりを持って・・・なんて、とてもとても無理ですから、まずは自分のレベルで出来ることから、一番近くにいる存在から、行動していきたいと思います。

 

 

 

会場で本買いました。

 

 

 

私は違いますが、オクサンはミーハーなのです。

 

ぐりーんだよー


 

実は、サイン獲得のためにヤツは本を買ってました。。。

 

 

まぁ

 

 

それでも

 

 

いいんだよ  

 

 

ゆるすわ・・・



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May 14, 2008

お客様と地域の皆様とホウキン

ぶらんこ

公園とタンポポと私

 

 

                     お願いがあるのよ あなたの苗字になる私
                     大事に思うならば ちゃんと聞いてほしい
                     飲み過ぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど
                     4日目 つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで

                     部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
                     毎日磨いていたいから
                     時々服を買ってね 愛するあなたのため
                     きれいでいさせて                 ♪ ♪ ♪ 

 

 


日曜日の昼下がり、平松愛理さんの名曲『部屋とYシャツと私』を鼻歌で鼻ずさみながら、私の休日はメロウな時の流れと共に過ぎていく。。。       メロ〜ォゥ (*´ρ`*)

 

 

まる

 

子供の成長は早いもんだ。 日に日にいろんな言葉や行動を覚えていく。

わが子の成長と共に、親である自分自身も、学びと自己の成長を常に感じる、子供と共に育っている・・・

と思いたいんだけど。。。

肉体(に・く)の成長は感じるが、ほんとに人として育ってるかな? 大人として、親として成長してるんだろうか。。。

 

リッパじゃなくても、エラクなくてもいい。 太陽の光を浴びて強く元気に育ってください。

でも人様に迷惑だけはかけちゃダメよ。

 

 

 

めろぅ

 

ホウキンは61期目に突入致しました。愛されていると実感できる企業にならなきゃね。そしてお客様や地域の皆様と共に成長させていただけていることを常に感じることが出来るよう努力して参ります。



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April 22, 2008

狙いを定めて

カステラ1番  電話は2番  3時のおやつは文明堂
 
 
ホウキンは 3河 でみなさんに1番ありがとうと言っていただきたい鋼材屋。
 
 
丸茂はとりあえず7番アイアン。
 
200ヤードで7番アイアン。  100ヤードでも7番アイアン。
 
 
資材部高倉の18番は 『星屑のステージ by チェッカルズ 』  
 
ついでにタムチの17番は 『最後の雨  at   international  club 
 
 
ブルースハープ(10ホールズ)は、とりあえず2番と4番吸っておけ。
 
そうすりゃ、それなりに聞こえるで。
 
 
・・・    ・・・
 
 
 
「その通りッ!まさにその通りッ!」
 
 
「15番に白飛び込む、 10番の赤が白に変わる…  続いての問題!」
 
 
・・・    ・・・
 
 
なぜ角をとらない!?   ん〜、残念」    
 
 
by Kiyoshi Kodama
 
 
 
 
 
ん?        かど?       かく?
 
 
 
 
角刈り天使、  堕天使?
 
ゴルゴは13番。神に背いた13番目の男。超A級のスナイパー。
 
 
 
ごるぼ
 
おぉ  かっくぃー
 
 
「リキ曙店」の大将に、髪型と額の狭さがゴルゴにそっくりですねと本人に言って褒め称えても、ケッシテ勘定がまかることはないと思われます。
 
 
 
 
20歳そこそこで、世の中のことが右も左も分からぬ頃、
私に世界情勢を教えてくれたのは『ゴルゴ』 だ  つ  た。。。
 
 
 
デューク東郷のマネをして、よく手刀をお見舞いしてやったもんです。
 
 
 
まさに尖ったナイフでしたよ・・・ ( -.-)フッ
 
 
「おれのバックをとるな・・・」   ピシッ!!
 
お見舞いされた人たち・・・  ごめんなさい・・・
 
 
 
たしか、100巻ぐらいまでは読んだはず。
 
 
何回も、正体が明かされそうになりながら、結局人違いで話が終わるというストーリーがたくさんありますが、ホントのところは未だに正体不明。
 
 
またかよぉ〜   おおおぉぉぃぃ〜
 
 
ええかげんあきるわ  おっさ〜ん〜
 
 
150巻だってさ。
 
漫画の連載、きっと、作者のさいとうさんが死んでも永久に続くのではないかという勢いだよね。
 
 
 
 
 
 
ゴルゴはクライアントに対しては絶対的な信用と仕事の精度で応え、一度引き受けた任務は必ず遂行します。
 
駆け引きは無用。
 
いらんことをすれば、へたしたらクライアント自身が消されてしまいます。
 
 
逆をいえば、ターゲットに対してはものすごく非情な仕事人ということになります。
 
私のような  ぷろへっしょなる  になると非常に共感できるわけでありんす。
 
わかる? すてきにかかった 『ひじょー』   ?  かっくぃー 
 
あんるいす   そりゃむじょー  
 
 
 
ありん   あんるい・・    てんさいだな  おれ・・・
 
 
 
ゴルゴ13のまさに主人公、デューク東郷は主人公のくせに出番が少ないことで有名です。
 
 
 
東欧か旧ソビエトか忘れてしまいましたが、ある秘密を抱えた恋人同士が亡命し、命辛々祖国を後にする話があります。(たしかね)
 
紆余曲折を経て、やっとの思いで亡命先にたどり着き、安堵の時を向かえ、幸福感いっぱい笑顔いっぱいのハッピーエンドを迎えた瞬間、2発の銃声と1コマのゴルゴ・・・
 
ぱーん   ぱーん
 
 
( ̄◇ ̄;)エッ  
 
 
 
どすっ  どすっ         だったかな・・・
 
   
大雑把な内容ではありますが、私の記憶ではそんな内容だった気がします。
 
 
おぉぉ〜ぃ、 1コマかよ・・・   
 
なんとも後味の悪い やりきれぬ気持ちになったことを思い出します・・・
 
 
 
 
( ̄_ ̄|||) どよょ〜ん
 
 
 
 
 
結末に向かって急展開に話を進めますが、
 
ホウキンもゴルゴのように、鉄のプロとして、そしてまた、レディーにモテモテなところを見習い、お客様にモテモテな企業になれます様、努力して参る所存でございます。
 
 
 
ゴルゴはモテモテなのです。 技がスゴイらしい・・・
   
 
 
 
 
 
 
 
「来週もパリ、そしてニースがあなたを待っています。それではごきげんよう!」
 

はんま〜ちゃんす
 
 
おっとまちがえた


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March 19, 2008

かいだん

 

 

怪談

                              作:伊藤C作

おーぃ          おーぃ

 

今夜もあの声が聞こえる・・・

 

仲間とはぐれ、遭難してからすでに5日が経つ・・・

 

・・・      ・・・

 

ホウキン山岳会に所属する田口は、ここ石巻山へ、『つちのこ生息の実態探査』のため

入山したのだが、まさにつちのこの影に誘われ、いつの間にか単独行動を取ってしまった・・・

 

気付いたときにはもはや遅かった

 

≪  ここはどこだ・・・?  ≫

 

 

おーぃ           おーぃ

 

今夜もあの声が聞こえる・・・

 

はぐれてから3日目の夜・・・   昨日もその前もそうだった・・・

 

最初ははぐれた自分を捜索するため、山岳会の仲間や捜索チームが

声をかけてくれているものだと思った・・・

 

おーい!おれはここだっ!みんなぁっ!おれはここにいるぞっ!

 

・・・     ・・・     ・・・

 

なぜだ?  おかしい・・・   一向に声が近づかない・・・  それに反応もない・・・

 

最初は捜索のためのライトだと思った光・・・

 

しかし一定の距離を保ったまま自分に一向として近づかないその光・・・

 

 

考えてみたら、すでに深夜2時をまわっている・・・  

 

でも、通常こんな深夜遅くまで捜索なんて続けるものなのか・・・?

 

じゃ、あの光はっ!?   あの呼びかける声はっ!!?

 

 

おーぃ      おーぃ

 

今夜で5日目・・・   夜になると聞こえるあの声・・・

 

頼む・・・  やめてくれ・・・  気が狂いそうだ・・・  俺を呼ばないでくれ・・・

 

おーぃ       おーぃ

 

今夜も自分を呼ぶあの声が聞こえる・・・

 

・・・     ・・・     ・・・

 

おーぃ        おーぃ

 

おかしい・・・    おかしいぞ・・・     声が近づいている・・・

 

おーぃ        おーぃ              

 

声がさらに近づく

 

おーぃ        おーぃ

 

やめてくれっ!!     田口は叫んでいた

  

 

やめてくれーっ!!

 

 

気を失っていたのだろうか・・・  朦朧とした意識の中、田口はその声が止み、光が消えた事に

安堵していた

 

よかった・・・ 

 

 

 

そのとき・・・

 

耳の後ろでその声がきこえた・・・

 

  

 

 

 

おいっ    

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

〜あとがき〜

あくまで、ふぃくしょんでございます。『つちのこなんかおるわけねぇべ』とか、『石巻山ごときで遭難などせぬ』などと夢のない現実的な議論は避けていただけることを願います。。。

でも『現在の田口は生還した後の姿なのか?』とか『びっくりしすぎてやせてしまったのか?』、『だから白飯いっぱい食べるのか』などの質問はご自由にどうぞ。

 

 

さて、わが社は縞鋼板の切板もやってます。

 

しまいた

お客様が歩留まりの悪い定尺を買って、あとで使えない余りをたくさん出す必要はございません。

 

縞鋼板はまさに中途半端な寸法で残ってしまっても、他の用途に転用することも出来ず、いつか使えると思って残していても、結局錆びてスクラップに出さなくてはならなくなってしまうのがおちです。

 

〜わが社はそんなお客様のロスを肩代わりし、ご負担を軽減致します。〜

 

また、自社で折り曲げ加工も致しますので、外階段の縞鋼板の踏板はもちろん、各種曲げ加工に

対応致します。

 

階段の踏板・・・

 

階段ね

 

階段・・・

 

あっ 



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March 14, 2008

駄菓子だ2(ニャン)

 

私の中の駄菓子ブーム黄金期、通った店はいろいろありますが、一番の思い出といえば、

なんといっても実家の近くの、

 

「すが」

 

というお店です。

 

『伝説のなわとび』、『魅惑のラリーX』、『勝利のポンカン飴』、『哀愁のミリンダ』など、

今では逸話となっている(あたいの中で)数々の思い出がよみがえります。

 

また、私が『うまい棒』と衝撃の出会いを果たしたのも「すが」でした。あの当時はまだ味も

5つぐらいしかありませんでした。

 

きまって私はサラミ味とチーズ味。そしてたまにめんたい味。

 

物価の上昇とともに徐々に短くはなりましたが、今も1本10円という価格を守り通しています。

 

男気と企業努力に敬服致します。

 

発売から30年近く経ち、販路のシフトや、様々な商品開発と発展を遂げ、現在では、一部に

熱狂的なマニアもいるようです。

 

まぁ、キャラクターがドラえもんに瓜ふたごな点には触れないというのが、マニアの間では

暗黙の内の了解となっているようです。でも、正直なところ、間違いなくパクっているでしょうね。

 

おんなじ、もろこし系ではその後いろいろとフォロアーが登場しましたが、なんといってもキャベツさんと

玉葱さんでしょうね。  

 

きゃべつさん

『キャベツ太郎』

                       

玉さん

『玉葱さん太郎』

 

菓道さんという菓子メーカーさんの太郎シリーズで有名です。他にもいっぱい太郎の姉妹品が

ありますが、キャベツ太郎、玉葱さん太郎は≪筆頭太郎≫の一角を担っています。

 

食べたことある人は知っていると思いますが、袋の裏に書いてある商品解説に、ある意味、もの凄い勢い

とソウルと恐怖感を感じざるえません。

 

完全にいかれてます。やられてます。ジャンキーだ。だって意味不明なんだもん。

 

以下玉葱さんより

〜 こんにちは。この度は玉葱さん太郎をお買い上げいただき有難う。わたし「玉葱さん太郎」は

上質なとうもろこしを使用し、ソース、調味料を混ぜ、口当たりのよいかる〜いスナック菓子です。

もりもり食べてもりもり勉強した…。先生…「大変よくなりましたネ」…。玉葱さん太郎はおいしいヨ!。

妹にもおしえてあげてネ。 

 

解読しようと試みましたが、ストレスが溜まりますので諦めました。

 

有難う   って上から目線だし、文法変だし、  ・・・   の意味分からんし、先生いきなり登場だし、

しかも何が大変よくなったのか分からんし・・・  んで、妹だけでええの?おしえてあげるのは・・・

 

考えれば考えるほど謎が深まり、体に良くありません。。。

 

ちなみにキャベツ太郎にもほぼ同じようなことが書いてあります。

 

きゃべ裏

 


通信簿に関係なくおいしい  というところがやはり意味不明です。もりもり勉強したら普通は

成績として関係したほうが・・・

 

キャベツどこに使われとるか分からへんし・・・。なんでソース味なのにキャベツなの?

 

キャラクターがなぜカエル?そしてなぜ保安官?

 

だいたいキャベツ太郎にはないのに、玉葱には(さん)付けだし・・・。でも(さん)付けるなら

普通は『玉葱太郎さん』とかのほうが自然ではないのかねぇ?

 

〜 人間さん伊藤 〜   

〜 おさるさん星野 〜

〜 一人やもめロンリーハートさん田口 〜

みたいなもんだよねぇ。

 

 

もぉ、考え始めたら夜寝られなくなります。ストレスで胃をやられてしまいます。デンジャラスです。

 

 

こんなんもあります。USA感・・・これでアメリカンと読むだに。

  

USA

 

裏にはこんなことが書いてあります。 ↓

〜 経済速報! 今、日本とアメリカの貿易摩擦が、とても重大な問題になっています。

そこで菓道の本格アメリカンフライドポテトをたくさん食べて、君達も日本のため、世界のために

大きく貢献しよう。何といってもこの安さで世の中のためになるんだものね! 〜

 

経済速報ですよっ。

 

世の中のためって・・・なんだか騙されている気がする今日この頃・・・。

 

パクったろかな・・・

 

〜 経済速報! 今、タングーさんの首とトックリの襟との摩擦が、とても重大な問題と

なっているかどうかは想像にお任せします。

そこでホウキンの本格ジャパニーズマニアウスチールをたくさん加工して、君達も日本のため、

世界のために大きく貢献しよう。何といってもこの安さ!?で世の中のためになるんだものね! 〜

 

どうですか?世の中の役に立ちましょうよ。。。



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