September 26, 2011

「男の子」という生き物


先日、朝起きてきたばかりの次男が、「おはよう」もなく、いきなりお股にクッションを押し付けてカエルさんのようにペタンと床に腹ばいになって寝てしまった。





私はそれを一瞥して、まだ眠いのかと思い、そのまま放っておいた。





しばらくして、彼はおもむろに扇風機のスイッチを入れ、今度はブンブンとまわる扇風機のカバーにお股を押し付け始めた。





次男は、どうやら、離れたところに座っている私の存在に気付いていないようだ。





ははぁ〜 そういうことか・・・ と何しているのかを一瞬にして把握した。





大量ではないが、少しちびったらしい。





先日、四歳になったばかりの次男はたまにやる。





なんというか、生きているだけで楽しいことが目白押しと言うか、トイレに行く間も惜しんで今やっていることに没頭してしまう。





だから、トイレに行くのがいつもギリギリで、限界まで我慢してしまう。





これは長男も同じ。





さらに、脳みその指示命令系統と器官との連動がさすがに早く、トイレに連れて行ってズボンを脱がせ、的をしぼる前にホースから放水されるため、あっちこっち飛び散り私の手にまでかかってしまうこともしばしばだ。





ズボンを下ろした瞬間なんだから困ったもんだ。





ということで、今回は寝ている間ではなく、起きてからトイレに行って少しちびったようだ。





で、必死につま先立ちして、扇風機でお股を乾かそうとしている姿が笑えたので、「何してんの?」と声をかけてみた。





そしたら、まさかそこにいたとはっ! ってな感じでビックリした顔をして、彼はこう叫んだ。















   おとーさんのバカー !
















そして、そう泣き叫びながら洗面所の方へ走って行ってしまった。










な、なんでだ・・・











洗面所から嫁さんが叱る声が聞こえてくる。





洗面所に行ってみると、わーわー泣き叫ぶ次男の横で、今度はにこにこしながらもうすぐ二歳の三男がズボンを脱ぎ始めていた。





こら! あんたは何で脱いでんの!?





そう嫁さんに言われて、けらけら笑いながら急いでオムツ姿で逃げていく。





コントか・・・










しばらくして、着替えた次男が玄関で叫び始めた。















   おかーさーん  クツがくさってるぅー















く、くつがくさる・・・!?






保育園には靴下を履いていってはいけない決まりなので、裸足で運動靴を履くため、靴が蒸れてすぐに臭くなる。





最近、何か臭いぞと思ったら次男の足だった、ということがしばしばあるため、みんなから臭いと言われ、若干彼も気にしていたようだ。





そしてそんな次男に対して嫁さんが、





そんなはずないでしょ、洗ったばかりなんだから! 貸してみなさい!  

そんな臭いはずはないっ ・・・ て・・・










   臭い・・・









洗っただけじゃおまいさん、そう簡単に臭いは取れやせんって・・・





しかし、【クツがクサる】には笑った。









長男は小1になったので、そろそろ聞きわけが良く、お利口さんになってくれるかと思いきや、相変わらず率先して悪い事をしてくれる。





「悪い事」と言ってもあくまで親にとってであり、彼らにとってはそんなのさっぱり関係ない。





男の子という生き物は女親にとっては未知なる生物に等しい。





彼らは無邪気なもので、悪気なく悪い事をする。





男の子特有と言うか、注意力散漫で、注意されても次の瞬間にはすぐに忘れてしまう。





興味があることにすぐに惹きつけられて周囲の事が気にならなくなってしまう。





だから、これしなさい、あれしなさいと注意されてもできないことがあまりに多い。





注意された後の返事だけは反省した風に「は〜い」なんて、しおらしく一応ちゃんとする。





でも、言われた事はちゃんとしないし、約束しても守れない。





まるでいたちごっこ。





だから、何度言われてもやらないし、やれないから、すぐにまた怒られる。





人間やっぱり、子供だろうが大人だろうが、あれしちゃダメ これしちゃダメでは素直に聞き入れられないようだ。





だから、公平ではないこと、納得がいかないこと、過去に叱られた事などを根に持ったり、反論したくなる。





自分が注意されたような事を親が少しでもやっていれば、なんだかんだと言い返すし、同様に自分以外の兄弟たちがやっているのに自分だけが非難されても、公平ではないと一丁前に主張する。





否定しない、非難しない。





子供だって同じようにいろいろと考えている一人の人間として接しなければならない。





子供は大人の理屈を理解できないこともあるし、屁理屈を言ってくることもある。





そんなときはカチンとくるけれど、やっぱり否定することや非難することは、単純に自分がスッキリしたいためにしていることであることが多い。





親の思い通りにならないことに腹が立って叱りつけていることがあまりに多い。





その心はきっと子供たちにしっかりと伝わってしまっている。





相手のことを考えたら、ああしよう、こうしようと理由付きで言ってあげたいもんだ。





なかなか出来んけど。





というわけで、目下のところ、嫁さんに小学5年生と言われた私は、早く彼らに追いついてもらいたいものだと心待ちにしている。





だから、逆に私は、毎日何していても超〜楽しいと思える素直さと無邪気さを手に入れるために小学3年生ぐらいにまで退行してやろうかと画策中なのだ。















「迷惑ですけど・・・」


嫁さんの声が聞こえました?








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