September 28, 2011
みっけ!
弊社営業部にに山本君という子がいます。
名前が雅博(まさひろ)なので、私はマーボーと呼ぶことがあります。
マーボーは何か現状にもんもんとするものを感じ、連休を利用して北陸へ一人旅に出かけたらしいです。
連休と言ってもわが社は祝日は営業しておりますが、誕生日休暇がたまたま金曜日で土日休みと重なったので3連休になった次第です。
わが社には、〜誕生日にはお休みしましょう〜という制度があります。
で、その連休を利用して一人で旅立ったわけですが、見知らぬ土地で見知らぬ人とふれあいたいという夢があったらしく、その夢を実現させてきたようです。
見知らぬ土地で見知らぬ旅館に入り、見知らぬ喫茶店で見知らぬマスターと語りあい、そのマスターの紹介で見知らぬ居酒屋に行き、そして、始めて会ったその居酒屋の大将ととことん語りあうという貴重な経験をしたらしいです。
マーボーは、自分なりに目的が見事に達成されていろんな気付きがあったようです。
その気付きの中で、最も印象的だったのが、喫茶店に訪れる常連客。
そして、その常連客のおじさんから彼なりに大きな気付きを得たようです。
そのおじさんは、何気ない同じような毎日の中でも、いつでも幸せそうでいられる雰囲気を感じ、また、とても人柄良が良い。
方や、平凡な日常を嫌い、常に刺激を求めたい自分。
マーボーは、日常を振り返る貴重な経験になったと話してくれました。
余談ですが、「マーボー」というあだ名は大方「マーボ豆腐」なんて言われたりしちゃうことがありますよね。
全国のマーボー諸君たちから統計取れば、きっと「そうだそうだ!」と賛同いただけるかと思います。
会社の近くの中華料理店にて撮影
マー ポ
幸せ探しの旅。
私たちは、常にこの「幸せ」を探し続けています。
「幸せ」はどこにあるのでしょうか?
有名な話なのでご存知かと思いますが、フランスの作家メーテルリンクの童話に「青い鳥」という話があります。
登場人物はチルチルとミチルの兄妹。
2人が夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くのですが、結局のところ、それは自分達に最も手近な家の鳥籠の中にあったという物語です。
「幸せ」はすぐそばにあっても、なかなか気が付かないものだと気付いたちゃったわけです。
私たちは「幸せ」は遠くにあるものだと思い、それを求めるために一喜一憂します。
結果ばかりを追い求め頑張る。
しかし、その結果が得られると、また次の結果を追い求めることになる。
多くの企業に見られる過度な目標管理や結果偏重主義によって引き起こされる歪も然り。
目標はプロセスを充実させるためにあるべきものだと思います。
だから、またまた余談ですが、「マネジメントやリーダシップの究極の姿はノーコントロールで目標すらない姿」 ・・・なのかもしれないけど、私はそこには少し疑問を感じます。
目標は持てばいい。
だけど、とらわれてはいけない。
過度な数値的目標だけではなく、状態目標も大事にすることが重要だと思うわけです。
結果や目標は今の自分を満たすためにあるべきもの。
頑張って落とした高嶺の花も自分のものになった瞬間にまた次の女性が気になり始める。
憧れだった結婚が決まった瞬間、マリッジブルーが始まり、理想とはかけ離れた結婚生活もいずれ破綻し始める。
いつになったら私たちは「幸せ」になれるのでしょうか?
「幸せ」はすぐそこにあります。
どこにでもあります。
いつでも目の前に転がっているのです。
問題はそれに気付くか気付かないかということ。
そのためにも、「当たり前」の呪縛から解き放たれて、今ある「感謝」を感じながら生きられるようになりたいと思う今日この頃なわけなのです。
感謝を感じる朝礼に来ない?
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