September 22, 2011
どちらにそれを感じるか?
先日、仕事を終え、自宅でテレビをつけたらブラマヨさんが司会で芸能人のいざこざを和解に導くというような主旨の「ブラマヨの世紀の和解SHOW」って番組がやっていたので見ていました。
正直、見た後もきっとなんも残らんだろうと思いつつも見ておりましたらとても印象的且つ対照的な2人が出ていましたので楽しかったです。
「相談にのってあげたのに逆ギレしてきた元政治家とのいざこざ」ということで、教育評論家の尾木ママが杉村太蔵氏とのいざこざを取り上げていました。
2人というのは、この尾木ママと杉村氏です。
とある番組で杉村氏が尾木ママに悩み事を相談したらしいです。
その相談事というのが、相手の顔と名前を中々おぼえられないから何かアドバイスをくださいというようなことです。
政治活動をしているとき、多くの人にお会いする機会があるものの、会う方が多すぎてどうしても忘れてしまうが、この人たちのことを覚えていることができれば、必ず得票につながる、だから何かいい方法をお示しくださいってな具合です。
それに対して尾木ママは、目の前にいる人とのご縁を大事にして愛情を持って接してあげてくださいというようなアドバイスをしたらしいです。
しかし、杉村氏は自分の悩みに対する回答になっていないとふてくされたそうです。
私自身がしばしば直面する光景を見ているかのようで笑ってしまいました。
そもそもお互いが主張するポイントがずれているためにどこまで行っても平行線になるだけです。
杉村氏は効率的に票を得ようとしたのに対して、尾木ママは効果的に票が集まるにはどうしたら良いかを伝えたわけです。
杉村氏の知りたいポイントと尾木ママの伝えたいポイントがずれている。
つまり、杉村氏は手っ取り早く得票するための「やり方」を知りたかったのに対し、尾木ママは国民に愛されるための「在り方」を説いたわけです。
リーダーシップを語る際にこの「やり方」と「在り方」を避けて通ることはできません。
番組内では結局、杉村氏は総スカンを食らっていました。
彼は、しかし、何を言われても素直に相手を認め、受け入れようとすることがなく、すべて切り返して自分の主張を通そうとします。
政治家さんがすべてではないにしろ、こういう人はよくいますね。
でも、ほとんどの人が感じてしまいます。
こいつの屁理屈はひどいね、しかし。。。
単純に見ていて見苦しい。
恰好悪い。
じゃ、どちらに魅かれるか?
どちらが人らしく見えるか?
おかまっぽいけど愛情溢れる尾木ママか?
屁理屈ばかりの杉村氏か?
私にとって、答えは明白です。
短期的、短絡的なやり方ばかりを追い求め、屁理屈ばかり言っている人を恰好良いとは思いません。
みなさんはどうですか?
どちらにリーダーシップを感じますか?
ちなみに、これはカタカタです
このオチ、前にもやったな・・・
時効だな・・
ホウキンの在り方!
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