May 17, 2011

リーダーの目線


景気が悪いですね。





景気が悪いと消費が落ち込みますよね。





特に贅沢品、嗜好品と呼ばれるものから真っ先に切り捨てられていきます。





格差社会と呼ばれるこの時代、超勝ち組と呼ばれるような人たちのライフスタイルはそれほど変わらないかもしれませんが、それはほんの一握りの人たちだけです。





しかし、多くのビジネスのターゲットである顧客層は、そんな一握りの人たち以外の一般的な消費スタイルを営む人たちです。





だから、今、「何とか頑張れば手が届く」「頑張ったご褒美に贅沢」といった中ぐらいの上クラスあたりの階層を狙うビジネスがしんどい。





庶民レベルでできるちょっとした贅沢品を扱うお店。





貴金属業界は大変ですね。





だいたい、そんなものなくても生きていけるのですから。





老舗のクイズ番組パネルクイズ アタック25に商品提供していたジュエリー・フォンドが民事再生法を申請、ここ地元愛知では、名古屋にある美宝堂がパンクしました。






美宝堂を地元で知らない人はいないでしょう。





なんといっても、親子3代出演のローカル色強いテレビCMで有名です。





出演当初からすれば、3代目にあたるお孫さんは子供から大人にまで成長してしまいました。





私は、そんなお孫さんの出演されるテレビCMを見ながら、この子はいつの日か必ずグレるな・・・ とか、甘やかされてバカボンでどうしようもなくなるか苦労するか・・・ などと、ひどい偏見で内心思ったりしたものです。





実際、CMが原因でいじめに遭い、一時グレてしまったらしいですよ。





え〜、話がそれましたが、景気が悪くなり、目先の余裕がなくなるから大衆の心理が変わり、消費行動が変わっただけですよね。





未来に不安を感じるから、ハムスター状態になるんです。





口の中や巣箱に餌をため込む、つまり、金を使わなくなるということです。





未来が見えるか見えないか、見るか見ないかで現状の在り方が変わってしまいます。





未来が見えていると、今を生きる活力につながり、周囲も応援したくなるものです。





倒産する会社さんには未来がない。





未来が見えないから銀行さんも応援してくれない。





だから、美宝堂さんの2代目で、実質経営者の専務さん、悪い事しちゃったみたいですね。





当面の資金繰りで詐欺まがい、いや、確信犯だから詐欺を働いてしまったみたい。





知人らからダイヤモンド投資事業の運用名目で現金を集めて、返済不能となるトラブルが発生してしまったとのこと。





運用利率も高く、最初のうちは配当を払ってたみたいだけど、結局滞ったらしいです。





当たり前ですね。





自転車操業になって街金からお金借りて立派に再生した! なんて話は、ほぼないに等しいです。





たまに美談としてそんな類の話を聞きますが、その後どうなっているのかなんてわかりませんし、そもそも、そういうエピソードは、知人の債務を背負ってしまっただとか、不慮の事故が起こってとか、経営者の資質としてはまじめで堅実経営をしていたにも関わらずっていうような話だったりします。





資金融通のために自転車をこぐようになったらビジネスとしては、ほぼ未来はないでしょうね。





近年はブランド消費よりも、財産としての宝石という点を打ち出した販売戦術に変えたり、ネイルサロンを始めたりしたらしいですが、付け焼刃。





現状から量った戦略は中々成功しません。





そうならないためも逆向きのサイクルを最初から作っておかなくてはなりません。





目先に捉われ、右往左往しながらロス多く立ち振る舞い、その結果として未来が自然と出来上がるというようなスタンスではなく、未来を先に描き、今を作り上げるというサイクルを構築しなければなりません。





これからは、物余りで「今」に余裕のある時代、飽食の時代、成長期段階にある時代とは違った戦略を持たなくては、生き残ることはできないかと思います。





この変化の速い時代に、外的環境を読み、先行きを見通すなどということはそう簡単にできることではありません。




経営コンサル会社だって潰れる時代ですからね。





先を見通すなんて至難の業です。





そうだそうだ、先行き不透明だから迷っているんじゃないか!というような声が聞こえてきそうですが、それでも先を見るしかありません。





どんな時代にも失われない価値を提供できる変化に強い企業をつくるためにも何をすべきか?ということを考え続けなければならないのだと思います。





先が見えないから見ないのか、それでも見続けるのか。





諦めれば、そのような「今」が目の前に広がるだけですし、努力し続ければ「希望」や描いた「未来」の端っこが見えるようになります。





何も目先を見るな、と言いたいわけではありません。





しかし、やはりバランスが大事なのだと思います。





地面ばかりを見ていてもお金は中々落ちていません。





だからと言って、地面を見ずに前ばかり見ていると、犬のウンコを踏んだり側溝にはまるおそれもあります。





分業すれば良いのです。





リーダーは特に未来を見なくちゃいけません。





私が行っている、「ゴキゲンな会社をつくる」という組織風土改善におけるお手伝いは、未来をつくるためのお手伝いです。





今の収益をつくる、今を生き延びるためのお金を捻出する、と言った類のものではありません。





経営者、リーダーのみなさん、ご飯も食べられないのに株やFXに投資するというような奇特な人はいないとは思いますが、こんな時代だからこそ、ハムスターになるのではなく、より堅実で効率的な投資、つまり、「人」にお金をかけてみませんか?





どう思います?










明日は、5月18日(水)。


朝礼見学会   http://www.houkin.com/chorei_kengakukai.pdf


で〜す。





直前キャンセルが続き、随分と参加者の方が減ってしまいました・・・





朝早いですしねぇ〜





予測はしていましたが、無料だとこういう傾向になりますね。





ということで、朝礼自体はいつでもフルオープンですが、今後、見学会のみ少々参加費をいただくことにします。





今日の明日なので、全然時間がないですが、もしお時間ある方がおりましたらどうぞご参加くださいね。














houkinkun at 13:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!テキトー放談 

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