May 10, 2011

どんな組織にしたいのか


私がライフワークにしていこうと思っていることは、「ゴキゲンでいい会社」をつくることです。





それもたくさん。





私自身が経営する会社はもちろんのこと、同様に多くのリーダーたちが率いる組織をゴキゲンにするためのお手伝いをすることでもそれは実現できます。





そこで、私が主に行うことは組織風土改善に関わることです。





風土改善は状態目標であって数値目標ではありません。





ですから、この機械を導入すればこのぐらい生産性が上がってこのぐらいの売り上げと利益は望むことができますよ、というようなことは言えません。





また、この地区にはこのぐらいのマーケットがあって人口比率もこのぐらいなので、この層をターゲットにしていけばこのぐらいの成果を望むことができるでしょう、とクライアントを納得させることも出来ません。





組織風土改善は成果を出すための土台づくりであって、直接的に成果を生み出す仕組みや仕掛けを構築するものではないからです。





短期的な成果を追い求めるために行うことではありません。





長期的なビジョンの下に成果を継続的に生み出すための組織を構築する作業であって、今を生きるためメシの種をつくる作業ではなく、未来をつくるための投資なのです。





今に捉われている限り、いつまで経っても良い結果を生み出すことはできません。





だから、組織風土改善は、常に、すぐに結果が出ないかもしれないという不安と背中合わせですから、リーダーの覚悟を伴います。





「今やらなければならないこと」と「未来に対してやるべきこと」は根本的に違います。





どちらも必要なことですが、多くのリーダーはそこを一緒にして考えてしまいます。





今をつくることは、その結果の集積として、当然未来をつくることになりますが、今に振り回されることは周囲にコントロールされていることに等しい。





長期的な展望を持ってこそ、それぞれのチームメンバーが自らの行動をコントロールすることができるようになります。





自律した集団になることで、個々のメンバーが主体性を発揮し、成果を生み出す組織へと生まれ変わることができるのだと思います。





ですから、そのような風土が醸成されていけば、リーダー自身のマネジメントと言う名のコントロールも必要がなくなります。





風土改善は状態値でしかありません。





時に、たとえ人間関係が良好な風土がつくられたとしても成果を出せない集団になってしまう可能性だってあります。





社員さんが明るくていい会社だけど、儲かってないよね、という企業も時にはあるかと思います。





では、そのような企業さんには何が足りないのでしょうか?





どんなステキな風土であっても土台の上に積み重ねるものがなければ企業としては意味がありません。





つまり、スキルの部分、ビジネスモデルやマーケティングなど、利益を生み出す仕組みや仕掛けがきっちりと整備されているかいないかということです。





別の次元の脳みそがいるわけです。





ただ、やはり、それ以前に目的意識や成果に対する意識が希薄である可能性が強いのです。





ビジョンや方向性が示されていなければ、どんな手段を用いれば良いのかという今も見えにくくなる。





また、どんな素晴らしいスキルも、それを使う人の心の持ち方によって結果が変わってしまいます。





つまり、スキルが発揮されるのもされないのも、ベースに何があるかで大きく変わってしまうということです。





人間関係が良好であることはもちろんのこと、目的意識や目標に意識を向け、成果に対して責任を持ち続ける集団であることが、私の考える「いい会社」です。





フキゲンな職場よりもゴキゲンな職場であるほうが、絶対的に成果を生み出す可能性が高くなります。





「状態」というのは、言葉で示すよりも、見て、聞いて、感じた方が理解が百倍速いし、説得力があります。





ですから、わが社は朝礼を公開しています。





自らが経営される会社やマネジメントしているチームをどんな姿にしたいのか、未だ明確なビジョンをお持ちでないリーダーのみなさん、是非朝礼にご参加ください。





きっと何かのヒントがあるかと思います。





今月は、5月18日(水)です。


朝礼見学会   http://www.houkin.com/chorei_kengakukai.pdf












houkinkun at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)clip!お仕事 

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