February 11, 2011

お手紙


〜ホウキンのみんなへ〜



信用、信頼を得ることは、大変困難なことだと思う。



なぜなら、簡単には手に入らないものだからだ。



それに、一所懸命に時間をかけて積み重ねても、一瞬にして崩れてしまうことだってある。



貯金に似ている。



貯めるには、困難が伴うが、使うのは一瞬だったりする。



個人のお金も会社のお金も同じ。



爪に火を灯すが如く、効率を考え、コストダウンしたり、ケチになっても、ざるの様に抜け落ちていることもあるし、予期せぬ出費でせっかくの内部留保金はなくっていく。



商売上の信用とは、ほぼ財務体質と収益性。



日本には、信用商売という言葉があるように、キャッシュオンデリバリーではなく、未だに掛売りで商売を行うことが多い。



そう、手形の商売だ。



今となっては、この日本の商売慣習は、悪習だと思うんだけど、ありがたいことに「つけ」がきいてしまう。



銀行さんは、金利や担保設定をしないとお金を貸してくれないけれど、仕入先さんは、げんこつでお金を貸してくれているようなもの。



だから、財務基盤が盤石か? 儲けているか? 金払いは良いか? 経営者の先見性はあるか? 内部の組織体制は強固であるか? というような順番で、組織の外側、つまり、販売側にいる人たちの判断の基準は、当然分りやすいところに目が行くことは仕方ない。



しかし、だからと言って信用を得るために、組織の内側にいる人間が同様に、お金に関わることだけに注力してしまうと、思うような結果が得られないのが真実だ。



コストのみを考え、大事なものまで削ったり、切ったりしてしまう。



人、給料、教育費、備品代など、目につくコストからどんどん削減していく。



そして、それと同時に多くのものが失われていく。



やる気、モチベーション、元気、明るさ、そして、何よりもお金では量ることのできない信用、信頼。



外部の信用を得るために、内部の信用をなくす。



その結果、マンパワーを失った企業は、収益が上がらなくなるという構図を迎えることになる。



と、私は思っている。



だからこそ、内部の信用、信頼を失うようなことをしたくないと思い、何を言われても揺るがず、辛抱強く、愚直に組織を強くしてきたつもりだ。



時に、私のやっていることは非難をあびることがある。



しかし、そんなことにいちいち構ってはいられない。



長期的スパンと広い視野で物事を捉えず、短期的で狭い視野、そして目先に捉われ、金のことしか考えない輩に何を言われても私はブレない。



私には信念がある。



だからこそ、それが正しいことだったのだと、これからのホウキンの姿で証明したい。






ここ数年で、わが社は経理上で大きな損失を出した。



リーマン以来の外的環境もあるが、数名の役員退職金などの払い出しや、経営権の安定のための株の買い戻し金などで、外部の人間が信用と考える要素を随分失った。



外部の人たちの言う信用、つまり、先人たちが築いた金銭的な蓄えを彼ら自身が持って会社を出るのは、全くやぶさかではない。



そもそも、人の褌で相撲を取るつもりもないし、おんぶにだっこでそれらの信用にもたれて経営するつもりもない。



しかしながら、引き継いだもの、頂いたものは山ほどたくさんある。



金だけがすべてではない。



頂いたものに感謝し、そしてそれらを活かして、今後さらに継続していくこと、そして、その上に新たな「信用」積み上げていくこと。



内側を見て外側を見る。



わが社の進化と真価はこれから問われる。



土台は出来上がった。



組織の内部のチームメンバーの相互の信用や信頼力を高め、そして、仕事の質を上げて、お客様からの信用を得られるようしよう。



その結果、より良い成果が残り、仕入先様からの信用度も高まることになる。



今や、売りに対する姿勢、組織風土、組織力、そして社員のモチベーションは盤石だと思う。



さあ、ホウキンのみんな、今こそ我々の力を見せてやろうじゃないか。



我々のすごさを示していく時だ。



「オーすごい!」の集団の力で我々に関わる人たちを唸らせていこうではないか。



houkinkun at 17:30│Comments(2)TrackBack(0)clip!お仕事 

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この記事へのコメント

1. Posted by MAKOTO   February 11, 2011 21:57
了解しました。

「全速前進!」ですね。
2. Posted by 伊藤   February 13, 2011 11:17
まこっちゃん

ありがとね。

楽しみながら成果を出していこう。

ワクワクするね。

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