April 15, 2010

異人さんの偉人3と倭人1

 

偉人さんたちの言葉を拝借して今の心情を綴ることにする。

 

 

 

かいばら

 

儒学者の貝原益軒さんはこうおっしゃった。

 

 

天下のこと、わが力に為し難きことはただ天に任せておくべし

その心を苦しむのは愚なり

 

 

自分の力の及ばないことは仕方ない。

 

あれこれ考えるよりも受け入れることが大事なのだ。

 

無為自然だ。

 

だから老子さんはきっとこう言ってくれる。

 

まーしゃーないわ〜

 

と。

 

たぶん。

 

起きてしまったことは、どうしようもない。

 

他人と過去は変えられない。

 

 

 

 

 

セルバンテス

 

スペインの小説家セルバンテスさんもおっしゃっている。


 

流れに逆らおうとしたところで無駄なこと

流れのままにおれば、どんな弱い人でも港に流れつく 

 

 

流れに逆らってもどうにもならんこともあるわけだ。

 

ならば流れに身を任せようではないか。

 

抵抗してもムダなのに、なぜか抵抗しようとしてしまう。

 

そして執着する。

 

解き放て。

 

 

 

 

 

へんりー

 

あの巨人産業家のヘンリー・フォードさんだっておっしゃっている。

 

 

もはや手のほどこしようのない事態になったら、

事態の成り行きにまかせるだけだ

 



そりゃ、そうだ。

 

頭では分っている。

 

でも・・・

 

だって・・・

 

それでも抵抗したい・・・

 

 

 

 

 

 

おすかー

 

イギリスの作家オスカー・ワイルドさんは、のたまった。

 

 

人間は自らをあまりにも深刻に考えすぎる

即ちこれを原罪という

 

 

原罪とはなんぞや?

 

自罪とはなんぞや?

 

 

イブさんはリンゴ食ってまった。

 

アダムさんも食ってまった。

 

 

だから、

その子孫の我々には生まれながらにして罪がある。

 

自意識過剰。

 

これこそが原罪だ。

 

箱に入って、孤独になって一人悩む。

 

悩んだって仕方ないのに。

 

なのに悩む。

 

そして罪を犯す。

 

すなわち自罪。

 

しかし、人は悔い改めることができる。

 

やり直すことができる。

 

変わることができるのだ。

 

箱から出さえすれば。



houkinkun at 17:30│Comments(0)TrackBack(0)clip! 

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