March 12, 2010

偉大な力

 

2つの映画を見ました。

 

ひとつは30年前の映画『ガンジー』、

 

 

 

 

ガンジー

 

 

 

 

 

もうひとつは20年前の映画(ロレンツォのオイル/命の詩』です。

 

 

 

 

ロレンツォ

 

 

 

どちらもテレビで放送されているときにチラッとは見たことがありましたが、きちんと腰を据えて見たことがありませんでした。

 

私は、映画観賞は好きなほうで、若かりし頃(正直、まだ若いと自分では思っている・・・)は香港映画やアクション映画が中心ではありましたが、いろんな映画をレンタル屋さんで借りまくっては観まくっていました。

 

最近では映画を観る機会もテレビを観る機会も、とんと減ってしまったので、たまにレンタル屋さんに行くと、新作に心奪われ、旧作に目がいくことはありませんでした。

 

話題性があり、商業ベースで宣伝バリバリのチラッと噂を小耳にはさんだりしたものを借りて観るだけで精一杯。

 

だから、本当に質の高い映画にぶち当たるほどたくさん見る余裕はありません。

 

しかし、最近、映画が制作されるスピード速くないですか? さっぱり着いていけません・・・  

 

で、今回以前から、観たい観たいと思ってはいたけど、観られなかった映画2作を、お店に並ぶ眩いばかりの新作に後ろ髪惹かれる想いを断ち切りながら、それでもやっぱ新作も借りて行こうかな・・・でもそんなに借りるとまた観ずに返却だしな・・・という未練も若干残しながらも2作だけ借りてきたわけなのです。

 

ん〜 安い! TSUTAYAで、1枚100円!   2枚で200円!!  

 

水より安いです。

 

15年ぐらい前は、ビデオ1本1500円から2000円ぐらいしましたからね。

 

約1/20です。

 

ということは、それだけ情報や映像の価値が下がったというわけです。

 

と同時に我々の得られる知識や情報量は格段に増え、ライフスタイルや行動パターンを大きく変化させています。

 

価格は1/20になっても得られる情報量は20倍どころの騒ぎじゃありません。

 

ま、その話はよしとして、映画の話に戻りますと、細かなストーリーをここでは紹介しませんが、両映画とも共通したものが根底にありました。

 

ガンジーさんは御承知の通り、インド独立の父と言われた人です。

 

映画『ガンジー』では、非暴力不服従を武器に、イギリスの植民地支配からの独立に向けて活動していくプロセスが描かれています。

 

一方、『ロレンツォのオイル/命の詩』は医師に見放されたALD(副腎白質ジストロフィー)と言われる難病を患った5歳の息子のために、医学の知識がないのにも関わらず、両親が自力で治療法を探し出していくプロセスが描かれています。

 

大いなる目的と目標、そして、それらに対する強い意志の力。

 

自分以外の他者に対する大きな愛。

 

それらが重なったとき、シナジー効果が起こり、偉大な力が生まれます。

 

この2つの映画を観ていて改めて感じたこと。

 

どうやら、形こそ違っても偉大な力が発揮されるときの条件は、やっぱり本質的には同じなんだな・・・ということです。

 

『人間は肉体が消滅すると何が残るのか?』という問いに、ある人は何も残らないと答え、また、ある人は『愛』だけが残ると言います。

 

魂=愛。

 

死んだら何も残らないというのは寂しいので、ここではとりあえず死んだら『愛』が残るのだということにしておきましょう。

 

とすれば、人間の本質とは『愛』なのだということになります。

 

『愛』というのは自分以外の他者に対する思いやりであったり、感謝や共感、理解や受け入れることであったりします。

 

ガンジーさんは共感の人とも言われました。

 

彼は自ら実践し、そしてこれを人々に説いていきました。

 

私が言うとチープになってしまうので言いたくないのですが、自分以外の他者に対する愛こそが力、大いなるエネルギーの源泉になるのだと思います。

 

焦点が他者に向けられたときにこそ偉大な力が発揮されます。

 

映画『ロレンツォのオイル』でも母親の執念とも言える子供の病気と闘う姿は圧巻です。母強し。母の偉大なる力。

 

女性は子供を産むと急激に猛烈にエネルギーを蓄えていきます。

 

一気にスーパーサイヤ人にでもなったかのようです。

 

世の中のお父さんたちは、偉大なる力を発揮する存在が身近にいるのでお分かりになるのではないでしょうか。

 

世の中のお父さん諸君、そう思いませんか?

 

『ロレンツォのオイル/命の詩』の中でもその母親の強さは、強力で鬼気迫るものがあります。

 

母親役のスーザン・サランドンはこの映画でアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされました。

 

母親の愛情は海よりも深い。

 

我が家でいえば、私だけかもしれませんが、明らかに子供に何かしてあげようと思うレベルが、私と嫁さんとでは違うと感じます。

 

その差は歴然です。

 

しかし、ありがたいことです。 おかげです。 さまさまです。

 

男は永遠に子供なんですよ、きっと。

 

我が家では私が実は長男です。

 

女性は常に男性の一歩先を行っているのですよ。

 

昨日、子供が晩御飯をつまみ食いしたことで、そのことが話題になりました。

 

で、長男がつまみ食いって何?と聞いてきましたので、私がちょいとこっちへおいでと私の元へ呼びました。

 

彼の鼻をつまみ、これをつまむって言うんだよ、こうやって食べ物を食べるからつまみ食いって言うんだよ、と教えてあげると、となりから

 

 

へぇ〜 そうなんだ・・・

 

 

という大人の女の人の声が聞こえてきました。

 

まさかっ!と耳を疑いましたが、なるほど〜という顔つきで知った顔がうなずいております。

 

びみょ〜な例えではありますが、父親というか、ん〜、オレしっかりしなきゃ・・・と一家の主、父親の強さを保たなきゃ・・・ということを逆に意識させられる瞬間でありました・・・



houkinkun at 21:30│Comments(2)TrackBack(0)clip!

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この記事へのコメント

1. Posted by 築10年のあおいいえ   March 14, 2010 15:14
へ〜そうなんだ。

お父さんが酒のみながら料理するときに食材をちまちまつまむ。。。
つまみ食う。。
つまみ食い。

まい息子さんの理解。いかん。
2. Posted by 伊藤   March 15, 2010 17:05
築10年のあおいいえさん

コメントありがとうございます。

>お父さんが酒のみながら料理するときに食材をちまちまつまむ。。。
>つまみ食う。。
>つまみ食い。

そ、そうとも言う・・・

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