January 19, 2010

イナモリヤマモリ

 

JALの経営正常化を主導する政府傘下の企業再生機構が稲盛和夫さんにCEO就任を要請し、稲盛さんはそれを受諾しました。

 

稲盛さんと言えば、一代であの京セラを世界的企業にしたグレートな経営者です。

 

んで、その稲盛さんは、「JALの再生は可能である」と自信を示しているみたいです。

 

おぉ〜、すげえ〜 さすがイナッチ。  日本の空をたのんだぞぉ〜・・・

 

胸躍るわ〜。 今後の動向に北野大! いや期待大! つーか、北野はまさるだしっ!

 

イナッチは民主党の最大スポンサーでもあり、小沢さんや国土交通大臣の前原さんとも深い親交があるようです。

 

経営の神様と呼ばれるイナッチは、同じく神様の先輩である松下幸之助さんをリスペクトしています。

 

そのマッチャンが政財界の指導者を養成するために私財を投じて創設した私塾が『松下政経塾』。

 

民主党の議員さんには、ここ出身の人がいっぱいいます。

 

で、前原さんもそうなんですねぇ。

 

マエマエは京都生まれの京大出身者です。 おー インテリ〜。

 

イナッチに白羽の矢が立ったのはそんなつながりも背景にあるようです。

 

イナッチは現在のKDDIの生みの親でもあります。KDDIは、DDI、KDD、IDOの合弁企業です。

 

DDI(第二電電)の立ち上げ時、イナッチは「動機善なりや、私心なかりしか」と自問自答を繰り返したという逸話が残っています。

 

どうですか?そこのあなた!!

 

私なんて私心だらけで困ったものです。

 

動機だって大概不純ですよ。あーまいったまいった。

 

そんなグレートなイナッチさんはイナモリイズムとも言える経営哲学を確立しているのですが、私自身、彼の唱える人としてのあるべき姿、経営者としての姿勢に何度も心打たれています。

 

ぶれない姿勢や、原理原則に基く経営手腕は、世の経営者をはじめとする多くの人たちの賛同を得るところとなっています。

 

船井総研の船井幸雄さんなどもそうですが、スピリチュアルな発言も多いことから、カルト資本主義だのオカルトだの新興宗教の教祖だのと一部の人から批判されることもありますが、人それぞれ考え方や価値観がありますので、私はそこにはあえて触れません。

 

しかしながら、私個人は、精神性を追求した末に辿り着くところ、また科学を超越したところにある概念をまったく否定はしません。

 

知らないもの、知りえないものに対して盲信することには違和感を感じますが、自分が生きてく上での心の支えとして何を拠り所にしてもかまわないと思っています。

 

オカルトだと拒絶する人、また否定する人が、その割に仏教者であったり、神やキリストさまを信じ祈ったりしてることもあるのですから、滑稽なものです。

 

また、正月になれば神社にお参りに行ってはおみくじを引いたり、御来光を拝んだり。

 

矛盾だらけで一貫していない思想や行動を自らがとっていることに気づいていない。

 

それなのに他者批判を繰り返す。。。

 

 

 

イナッチは高齢を理由にフルタイムではなく、パートタイム的にJALの問題に取り組んでいかれるようですが、無休で働くとのことです。

 

トップのこういう姿勢は強い。

 

強烈なリーダーシップが発揮されることは間違いない。

 

だって金のために動いているんじゃないんだから。

 

もちろん一部の人の利権や私心のために動くなら話は別だけど、イナッチのことだからそりゃないでしょう。

 

アップルのスティーブ・ジョブズさんなんかも給料取らずに働いています。

 

事を成した人というのはこういうもんなんだろうねぇ。

 

金じゃない物欲じゃない。

 

そんなものはとうの昔にクリアしてしまった人が行きつくところ。 ん?どこ?

 

でも、そのステージに辿り着くのは己の単純なる欲求を満たした後なのか、それともそれ以前に利他の心を持って自らの選択とするのかは、その人の生き方によって決まります。

 

何を心の拠り所、つまり生きがいとするのか、そしてどう生きるのか。

 

また、あのイナッチの本でも読んで勉強することにしよう。

 

 

 

 

 

生き方

 

 

 

 

 

 

 

 

かたかた

カタカタ再び・・・



houkinkun at 01:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!テキトー放談 

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