November 29, 2009
イッタイゼン隊
最近、都合上、ヒーローもんのテレビを見たり、DVDを借りたりという日々を送らざるをえない状況がある。
お兄ちゃんの影響からか、我が家の2歳の次男はシンケンジャーが大好きで、休みの日は一日中シンケンジャーがテレビに映っていないと御機嫌がナナメになる。
こないだ、シンケンジャーのDVDを借りたらひどかった。
オープニングの曲が流れると、お気に入りのお面を被り、シンケンマル(刀)を振り回し、はぁっ! ふんっ!とその気になって仮想の敵である何者かと戦いを始める。
テレビの悪者に向かって何かを投げつけているときもある。
笑える。。。
長男はヒーローもんに対して興味を抱いたのが4歳になってからなので、次男に比べれば遅咲きだ。
次男が早咲きであんなんなのは、お兄ちゃんの影響からなのか、それとも実は彼の本質が好戦的で将来的にはデンジャラスな男になってしまうのかはよく分らん。
どちらにしても凶暴だ。
嫁さんも長男も次男にペシペシ殴られてるのをよく見かける。
DVだ。 家庭内暴力だ。 思春期だ。。。 積み木くずしだ。。。
次男はウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズよりもスーパー戦隊シリーズが好きなようだ。
というよりも刀や剣が好きでブンブンと振り回したいだけなのかもしれん・・・。
やっぱ危険なかほりのするヤツだ。
で、先日、HDDに録画したシンケンジャーを見せてあげたら、ご不満なようで、じゃ、別の見る?と他のものに変えてあげたら、ひっくり返って怒り始め、ジタバタし出した。
彼は気に食わないことがあると、ところ構わず後頭部からひっくり返る。
そして、したたか後頭部をかたい床に打ちつけてさらに泣く。
マンガチックで冗談みたいなリアクションをとる。
しかし、床がコンクリートだったらどうすんだ? 頭割れるぞ・・・ やっぱデンジャラスだ・・・
でもあの人はたぶんやりそうな気がする・・・
2歳になっても『いらん!』や『おいしい』や『ダメ!』ぐらいしかしゃべれん次男は、私に伝えられないもどかしさからか、やけに怒るし、泣くし、私もヤツが何を訴えたいのかさっぱりわからんし。
で、嫁さんにその現状を訴えてみた。
そしたら、『ディケイドが見たいんじゃないの?』とさらりと言われた。
え?そーなの?
そうだった・・・
彼は仮面ライダーも好きだったのだ。
シンケンジャーよりも好きな気分の時があるわけだ。
私が勝手に決め付けていただけだった・・・
戦隊ものの特徴は、チーム戦、色分け、巨大ロボットなどの要素が現在では定番となっている。
ゴレンジャーにはじまり、ジャッカー電撃隊でこけて、バトルフィーバーJでロボットの要素が加わり、デンジマンで今の戦隊ものにつながるスタイルが確立された。
仮面ライダー的な要素とチームワーク、ウルトラマン的な巨大化イメージとロボットを組み合わせるという、なんともおいしいとこ取りな展開で、子供に受けないはずがない。
デンジマンに出てくるロボット、『ダイデンジン』。
胸に輝くエコマーク。
ヒーローは環境にやさしいのだっ!
ダイデンジンは戦隊もの初の可変ロボ。
デンジファイターという戦闘機からロボットに変形する。
で、構造上『D』の文字が真ん中でパックリ分れてエコみたいになっちゃった。
30年も前のことだから、今のようにエコロジーの概念なんて普及してなかったから気にならなかったんだろうね。
デンジマンは正しくは『電子戦隊デンジマン』という。
しかし、なぜデンジマンなのに電子なのだろうか・・・
電磁戦隊ではないのか? いや、逆にデンシマンにしてもよかろう・・・
あっ 電磁戦隊だとメガレンジャーになってしまうな・・・
30作以上続くとだんだんネーミングやアイデアにも困るんだろうね。
鋼材戦隊 ホウキンナンジャー !
そうなんじゃー
鋼材はエコなんじゃー
ナンジャイ モンクアンノカイ ワレ (ノ`Д´)ノ
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この記事へのコメント
仮面ライダーWかも。
変わりすぎるよね。
お父さん、頼もしいです!
コメントありがとうございます。
Wもしっかり見ております。
次男坊はどっちも好きみたいですね。
私はどちらかというとWが好きです。。。
また強くなって復活するのかな、
サイヤ人かよ!
お後がよろしい様で。