August 25, 2009

精一杯生きる

 

蜻蛉の眼鏡は・・・

やあ

 

 

トンボのボン太です

 

 

 

最近

朝晩めっきり涼しくなりまして

 

 

 

寿命がきたようです

 

 

 

なので 

そろそろ死にます・・・

 

 

 

あぁ 我が人生に一片の悔いなし・・・

 

 

 

 

コテ・・・

 

 

 

 

 

 

甘栗坊や

バイナラ

 

 

 

『村の時間』のぉ〜時間がぁ〜

 

・・・

 

あぁ〜ぜみちカットでオナジミノォ〜

 

・・・

 

 

 

わが社の敷地内に死に掛かったトンボがいた。

 

遺影のかわりに写真撮影をしてご供養することにした。  チ〜ン。

 

 

昆虫たちの命は短い。

 

人の生は人生。

 

んじゃ虫の生は虫生・・・   か?

 

トンボさんは不完全変態。

 

不完全変態する過程には、蛹(サナギ)の状態がない。

 

幼虫からいきなり成虫になってしまう。

 

というわけで、トンボの幼虫であるヤゴはもちろんサナギではない。

 

サナギは基本的に動けない。

 

人間社会で変態といえば、キャー!エッチィ〜!とマチコ先生が叫ぶ頭文字の語源≪HENTAI≫が有名(?)だが、本来、動物の成長の段階において状態や形態を著しく変えることを≪変態≫と言う。

 

蝉さんも不完全な変態過程を辿るサナギにならないムンムウの代表例だ。   

注)ムンムウとは虫さんたちに対する私からの愛称である

 

蝉さんは、この時期、我が家の敷地内の木という木に張り付いてくれている。

 

とてもウルサイ。  

 

ウルサイは≪五月蝿い≫と書く。

 

この際、≪五月蝿い≫はウザイと読ませて、≪八月蝉い≫をウルサイと、辞書を編纂している関係者の方に進言したいぐらいだ。

 

しかし、蝉さんたちのウルサさには彼らなりの諸事情があるのだ。

 

彼らは人間のように与えられた命が長くない。

 

蝉さんの場合、種類によっても違うが、ざっくりと言えば、地中に6〜7年、地上に2〜3週間の命が平均的といえる。

 

蝉さんの足掛け生活の長さはとても有名な話だ。

 

そんな儚さから、古来、蝉の生き様や抜け殻が空蝉(うつせみ)と呼ばれ、その存在は≪もののあわれ≫の代表格だった。

 

苦節〇年、モグラやオケラの脅威から運良く逃げ切り、ようやく日の目を見たと思ったら、今度は熾烈なメスをめぐる競争が待っている。

 

その使命すら叶わず、子供たちの虫かごの中で一生を終えてしまう可能性もあるのだ。

 

蝉は虫かごの中に入るととたんに弱る。

 

ミンミンなり、シャーシャーなり、大きな鳴き声で鳴き、そして飛び回ることでメスに猛烈にアピールする。

 

その後、後世へ生命のつながりとして自分の軌跡を残し、再び亡骸として土にかえっていく。

 

だから、しゃーない。 ウルサイのは赦してやろう。。。

 

蝉は自らをアピールするために鳴く。

 

蝉にとって鳴くことは、一生懸命に命を燃やし存在感を示すこと。

 

だから、もちろん、人間も女性に全精力を傾けろと言いたいわけではない。

 

 

 

鳴かず飛ばず    

 

これといったおこないや活躍もしないでいることのたとえ。

 

蝉さんは鳴くし飛ぶ。 与えられた環境の中で精一杯生きる。   

 

私は・・・

 

 

 

鳴く猫は鼠を獲らぬ    

 

よくしゃべる者はかえって実行をしないことのたとえ。

 

この場合の鳴くとは言い訳や講釈が多いことをあらわす。

 

 

 

 

 

 

鬼形礼

ハッ!!

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

悩ましい問題だ



・・・

 

 

 

 

 

 

団栗坊や

ナライバ



houkinkun at 15:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!テキトー放談 

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