August 07, 2009

コントラスト

 

最近タクシーに乗る機会が多い。

 

先日、所要で博多へ出張、帰省する際に、ホテルから博多駅までタクシーを利用した時のこと。

 

別にそれほど気にもならなかったんだけど、車内の沈黙感を埋めるために運転手さんが地元の人間であることを確認の上、地元衆がウマいと思うラーメン屋さんを尋ねてみたりした。

 

非常に気さくに答えてくれて、なかなか話もはずみ、楽しい時間を過ごすことができた。

 

私がお願いした新幹線口の方は、その時間帯だとちょうどラッシュアワーで、短い距離にも関わらず随分時間がかかるし、運賃も上がってしまうということで親切にも別の出入り口を勧めてくれた。

 

おお、それは親切にどうもねということでそちらへまわってもらい、お金を払って、ありがとねぇ〜!と車を降りた。

 

狭かった道に停車したため、後ろに次々と別のタクシーが数珠つなぎに並んでしまい、それを気にした運転手さんは早速ブ〜ンと行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

デュークあせる


 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

スーツケースおろしてないんですけど・・・

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

!!!

 

 

 

うわ〜っ 待てぇ〜っ!!  

 

新幹線の時間がぁ〜っ!! 

 

あわてて車両ナンバーを確認しながらも必死に追いかけ、200mぐらい全力で走ったところで信号に停車しているタクシーになんとか追いつくことができた・・・

 

信号が青になってしまったことと、慌てている私に同時に気付いた運転手さんは、私以上に大慌てでトランクから荷物を下ろし、パニクっていたからか、一言の謝罪の言葉もなく走り去ってしまった。

 

 

あれ、ごめんなさいは?  こういうときはごめんなさいでしょ?  お母さんにちゃんと教わらなかった?  ブツブツ・・・

 

 

 

尋常じゃない汗を垂らしながら私は途方にくれた。。。 

 

 

・・・   ・・・   ・・・   

 

 

しかし、追いつかなかったら・・・  と考えるとゾッとする・・・

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

 

豊橋駅につき、今度は自宅までの道のりでたまたま個人営業のタクシーに乗り込んだ。

 

私の住む山田二番町までお願いすると、

 

 

 

 

 

はぁ? 

 

 

 

と、往年のあのビーバップばりの≪ああ〜ん?≫的な洗礼をいきなり浴びた。

 

私の中で何かの筋か細胞が≪ぷちん≫という音を発したのを感じたが、あ、聞こえなかったんだな、申し訳なかったな、と瞬時に大人の私のメインコンピューターは判断し、行き先を言い直した。

 

そして、50mほど走ったところでものすごい急ブレーキをかけられた。

 

信号のない交差点だったんだけど、ぶつかりそうになったわけでもなく、しかもこちらが優先であるのにも関わらずなぜか止ろうとしたのだ。

 

運転手さんはいきなりケタケタ笑いながら、

 

 

 

いぃちじていしがぁ〜  ブツブツブツ ・・・  ブツブツブツ・・・

 

 

何かをしゃべってはいたが、私はものすごい恐怖感を背筋に感じた・・・

 

おそらく単純にボ〜として見間違えたか、勘違いしただけだろう・・・

 

 

 

 

で、恐怖感を感じながらも、自宅の場所の細かな説明を運転手さんにするんだけど、なかなか話がかみ合わないし、伝わらない。

 

今まで我が家までの道順の説明でほとんど困ったことはないが、この目の前にいる若干宇宙人の血が流れていそうなおじさんはさっぱり理解してくれない。

 

少しの沈黙の後、なぜだか勝手に理解したらしく、再びケラケラと笑い始めた。

 

 

 

あ〜あ、あ〜の・・・ ○△□ね  ブツブツブツ・・・

 

 

全く聞き取り不能で理解不能な、やっぱり宇宙語としか思えない言葉をブツブツとひとりで不気味にしゃべりながら勝手に納得してくれたようだった。

 

ま、まぁ、分かってくれればいいんですけど・・・

 

そしてその瞬間、今度は九州とは反対に沈黙に徹することを心に誓ったのだった。

 

しかし、住宅地でこれといった目印のない環境に我が家はあるために、近付いてくると若干の説明がどうしても必要になる。

 

で、説明のために何か言っても返事もなく、うなずきもなく、何の反応もしない。

 

再び私の中で何かが断裂したような気がした。

(ちなみに今度は先ほどの≪ぷちん≫よりも少し大きな音をともなって、器官か組織にダメージがあったような気がしたが、とてもアダルトでジェントルメーンな私はここでもセルフコントロールを容易にやってのけた。)

 

しかし、自宅に到着し、清算を済ませ、ありがとねと車から降りたところからの宇宙人の対応が予想外に良かったのだ。

 

私が清算が済むや否やトランクに走り寄り、荷物を丁寧に降ろして渡してくれたあと、ものすごくしっかりした大きな声でお礼を述べてくれたのである。

 

だから、最終的には良い気分で帰宅することができたのである。

 

ということは、

プロセスよりも結果?やっぱり終わり良ければ・・・ということが正しいのかしら?と釈然としない気持ちにもなったのであった。。。



houkinkun at 00:00│Comments(2)TrackBack(0)clip!テキトー放談 

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この記事へのコメント

1. Posted by 東京の敬三   August 07, 2009 10:07
3 こ、こあぃ。
日曜日日帰りで
名古屋なんですけど
車乗らないようにして
電車で移動しまっす。
シロノワール食べたいし。
2. Posted by 伊藤   August 10, 2009 10:22
東京の敬三さん

コメントありがとうございます。

シロノワールうまかったですか?

っちゅーか何それ?


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