July 27, 2009

ツクシ誰の子スギナの子

 

我が家の庭の手入れをしていて、思ったり、考えたりしたこと。

 

◆雑草のにゃろぅ〜 頼んでもないのに生えてくんなよな・・・

 

◆メサメサ成長著しいねぇ・・・  わが社の社員もこのぐらいのスピードで伸びてくれないものかね・・・

 

◆まーこりゃ、どこまでむしればいいのかね・・・ 永遠に終わらない気がしてきたょ・・・

 

◆しかし、この暑さなんとかならんものかねぇ・・・   あづいぃ〜・・・

 

◆ん〜、かゆい・・・  あの虫除けさっぱり効かんな・・・  一体何発さされてんだろ・・・  軽く20発はやられてんぞっ  クレームの電話でもしたろかな・・・  尻までかゆいわ・・・  しかしズボンとパンツの上からでも刺してくるとは我が家の蚊んつーはよほど飢えてるらしいね・・・

 

◆うわっ!蜂だっ!  こっちに寄ってくんなっ  こわいじゃんかっ  

 

◆あー、腰いた・・・

 

◆あー、疲れた・・・

 

◆ ・・・   ・・・   

 

 

なんという後ろ向きなんだ・・・ いかんいかん。

 

どうせやるなら楽しんでやんなきゃね。

 

ということで、楽しく仕事のことでも考えながら草むしりをしようと、<想い>のベクトルを切り替えてみた。

 

仕事薄いねぇ・・・  売上がねぇ・・・  利益がねぇ・・・

 

なんだか楽しくなくなってきた・・・    

ついつい草むしりをする手に力が入ってしまう・・・ 

 

いかんいかん別のことを考えよう。

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

あ、ボーッとしてた・・・     \( ̄◇ ̄#) コラーッ 

 

 

 

一見、大量に生えていると思われる雑草は実はそれほど多くない。

 

というのは、見えている部分が枝葉の部分であり、地下茎の数はそれほど多くないからだ。

いや、実際、我が家の庭には多いんだけどね。  ニワニワねぇ・・・  ニワニワ・・・

 

様々な事柄において同様のことが言える。

 

見えている問題は数多あっても、根をたってしまえばすべてが解消されてしまうというようなことはよくあることだ。

 

だから、草の根作業とはなるが、やり始めたら意外に早く問題が解決されてしまったというようなことも同様に起きる可能性があるのだ。

 

しかし、雑草は強い。特にスギナ。 アンチクショウは強敵だ。 根が深い。

 

スギナの胞子茎がツクシだ。

佃煮はうまいが、やたらに胞子を見境なく飛ばしやがるアンチクショウがだんだん憎くなってきた。

 

スギナはちょっとやそっとじゃ根絶やしにすることができやしない。 超根深。

 

基本的にあらゆる問題は根から断ち切らねば、きちんとした問題解決には繋がらない。 

 

そして、いつの日にか問題は再び起きてしまう。

 

あなた自身がスギナになってはいけない。 

ツクシの出す胞子のように問題の種を撒き散らしてはいけない。

 

しかし、ウチの庭じゃなかったら雑草じゃなかったのにねぇ・・・

 

そもそも雑草さん側からすれば、いい迷惑だ。

強く根を張って懸命に生きているのに、十把一絡げに<雑な草>なんて呼ばれてしまって。

 

企業や組織でもそういうことなのだ。   (・・? ドーユーコト?

 

人間だって成長できる場所を探して自分の価値を高められるようにするべきなのかもしれない。

 

問題児などと言われているのなら、我慢して社内に居場所を探すよりも、自分が伸び伸びと幸せに育つ環境を求めるべきなのかもしれないのだ。

自分の価値と職場が求める価値をリンクさせることが重要なことなのだ。。。

 

 

話は変わるが、草むしりなどの単純作業を行う時間は、普段の生活でゆっくりと自分と向き合う時間をとることのできない人にとっては有意義な時間になると思われる。

 

しかし、私の場合、ほぼ向き合ってないような・・・

 

いやいやそんなことはな〜い。

 

別に向き合う意識など持たなくても良い。

 

何でも良いから何かをゆっくりと時間をかけて考えることが大事なんだと思う。

 

と同時に、逆にそうではなくても、それでも別にかまわないとも思う。

つまり、何も考えずにボケーッとしてもOKだということ。

 

草むしりで手を動かしながら真剣に何かについて考える。

と思ってたら、いつの間にやらさっき考えていたことなどすっかり忘れて、一心不乱に草をむしり、引っこ抜いている。

 

そして、脳ミソの休、不休状態の働きが起きるそんな時間のとり方自体が私の場合、自分と向き合う時間となっている。

 

いろんなことを考えたり考えてなかったりする自分自身を客観的に俯瞰しているようなイメージね。

ん? よー分からん?

 

何かについて深く追求して考えること、そして<何も考えないこと>をも考えることが、自分を内省したり、内観したりするきっかけとなっている。

 

そして実際に何かの単純作業をすることや身体を動かすことが、物事を思索する行為を助長させている。

 

時間を忘れるほど。 時間の感覚がなくなるのだ。

だいたいいつも、気がついたら、いつのまにやら何時間も経っている。

 

というわけで、

 

考える時間をとりたい人、問題解決を図りたい人。

 

具体的に言えば、世界平和を実現したい人、夫婦仲をなんとか修復させたい人、今晩のおかずは何にしたら良いか悩んでいるオクサマ、タムチの嫁含め、どうしたら嫁さんがやってくるのかそろそろ真剣に考えなくてはならない人たち、などなど、悩み深き子羊さんたちには我が家へ来ていただいて、草むしりをすることを是非ともお勧めいたします。

 

むしるべきです。。。  引き抜くべきです。。。 

 

麦茶やせんべいぐらいお出ししますから。。。

 

 

やってくれぇ・・・  たのむぅ・・・



houkinkun at 18:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!テキトー放談 

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