June 07, 2009

諸行ムジョーにオダギリジョーに仮面ライダーにヒビキアリ

 

昔のものが再評価され、もてはやされる。

 

最近やたらに≪リバイバル≫が多い気がする。

 

ヤッターマンを見ていてそう思った。

 

歌も、≪カバー≫なんて言っては古い曲が今風アレンジで復活したり。

 

一度は流行って燃え上がったにしても、廃れたものだ。

 

 

◆新たなアイデアが生まれず、安直さに流れる。過去に執着する。

 

◆過去に再びフォーカスを当てて日の光を浴びさせる。埋もれた価値を掘り起こす。

 

復活劇の背景に、そんな動機が見え隠れする。

 

 

人の気持ちは移ろいやすい。

 

だから、昔別れた彼氏や彼女と再び燃え上がってしまうという状況が生まれてしまったりする。

 

何で別れたのか、原因はそっちのけで、良かった頃のことだけにフォーカスが当てられてしまうのだ。

 

人間の脳みそはそんなふうにできてたりする。

 

 

良かった頃を思い出し、まだいけんじゃないかと思ったりして。

 

だけど、現実はそんなに甘いもんじゃない・・・

 

 

 

 

 

 

あーびっくりしたー

 

これは継続案件か・・・

 

 

 

企業は違う。

 

潰れてしまった企業が復活することはまずない。

 

老舗企業が自らの商品ブランドの中でリバイバルを行うことはよくあることだが、潰れてしまった企業の商品が同じブランド名と商品名で立ち上がることはまずない。

 

ということは、それだけに企業の負う社会的責任というものは大きいのだ。

 

会社が倒産するということは、人々の記憶には残るにしろ、社会からの抹殺という言葉に近いのかもしれない。

 

不祥事なんて起こしたら目も当てられない。

 

 

あの『しゃり弁太郎』をネットで検索しても、ほとんどの情報はもはや入手できない。

これほどの情報化社会なのに。。。

 

あれ、誰かなんとか復活させてもらえんものかねぇ・・・

 

人頼み・・・   他人任せ・・・       ハイハイ ソウデスョ スミマセンネェー

 

 

こうして年月とともに人々の記憶からも抹殺されていく。。。

 

 

企業の価値や責任は存続することにある。

 

だから、経営者の仕事は会社を潰さないこと。

 

極めてシンプルで当たり前のことなのに、とても難しいことでもある。

 

それほどに世の中は移ろいやすいということなのだ。



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