May 26, 2009
ボケの花
先日近所のスーパーへ行った。
新聞の折込チラシと思われるものが貼ってあった。
チラシ経費を価格に還元してくれるらしい。
そいつはラッキー! 激安だ! やったぜ かーちゃん!
ところで、
この還元のくだりについて、ちょいと辞書で調べてみた。
ある事を行うのに必要な費用。 「―節減」
元の状態にもどすこと。 「利益を消費者に―する」「白紙―」 元来は、酸化された物質を元にもどすこと。多様で複雑な物事を何らかの根本的なものに置き直し、帰着させること。
ということは〜
チラシ経費 → チラシを刷って配布するのにかかった費用
価格に還元 → 商品の値段にかかった経費をもどす
であるならばぁ〜
経費が仕入値に上乗せされる ≒ 値段がつり上がる
つまりぃ〜
≪チラシ配布にかかったコストを商品の値段に反映させる≫
となるとぉ〜
≪激安≫ではなくなる
または
定価であれば、1ミクロンも安くないため、詐欺
おい、よくも騙しやがったな
チッ バレタカッ!
・・・
なんてことはこのスーパーの場合、ただの間違いで、ないとは思うけど、どんな商売でも紛らわしい誤解を招くような間違いは良くない。
明らかに分かる間違いは許せるが、取りかたによっては詐欺とも言えるような宣伝広告はたくさんある。
通販業界ではヤラセや誇大広告は日常的、且つ恒常的になっている。
売り手のモラルの問題だけど、しかし、そのような業者は、結果、消費者を騙すことになるので長く商売はできない。
だから手を変え、品を変えることになる。
それから、他人の弱みや悩みに付け込み、巧みに洗脳しながら購買欲求をそそるキャッチコピーやコピーライティングが巷にあふれている。
購買意欲を引き出す言葉は重要だが、詐欺はいかん。
最近、我が家の机の上に置いてあるのを見つけた。
もちろん、私は買っていない。 もちろん?
ちなみに私のまわりに認知症の人はいない。
それに我が家は核家族で、親と同居もしていないし、面倒をみている年寄りもいない。
随分前に、同居している若干1名がこっそり買って来た本で、以前、読まれた形跡なく本棚に入っているのを偶然発見して、笑った覚えが蘇った。
それがようやく日の目を見ることになった。
おそらく買ってはみたけど、ずっと読んでなかったんだろう。
『おまえボケとんなぁ〜』
『もしもし、大丈夫?』
『オメ、やばいぞ、マジで』
あまりの天然さと、私の想像を遥かに飛び越えた勘違いや発言をするため、私は彼女に対して口癖のようにそんな言葉をたくさん投げつけている気がする。
相手のことをあまり気にせず、自分は冗談で言っているつもりが本人はそうでないことは良くあることだ。
申し訳ないなと思うと共に、人の言葉や行動が相手の心理に与える影響は大きく、またどんなことで相手の悩みや不安を作っていくのか分からんものだと思い、反省する瞬間でもある。
本気でコイツやばいんじゃないか・・・
と思ったことも本心ではあるんだけど。。。
なぜ再び読み始めようと思ったのかは聞かずにそっとしておいてやろうかと思ったが、聞いてみた。
えっ! なんで知ってるの!?
本人は隠れて読んでいたつもりらしい。。。
丸見えなのに。
ひょっとして、最近、自分のボケっぷりに悲しく残念な思いをした出来事があったのかもしれない。。。
でもね〜、明らかに年寄りの高齢からくる病気対策の本なんだけどね・・・
完全に買い手側が勝手に勘違いして買った品物の代表例が身近にあった。
売り手側にもちろん作為はない。。。
アホや。。。
残念な結果だけど、
やっぱボケて・・・
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この記事へのコメント

ボケか、、、。
ツッコミが出来たりもするけど。
体のボケに突っ込みは効かないから
大変、、。(非常に失礼)
もぅ両親70近いから
考えてみなくちゃな。
先に自分がボケそぅ、、、、。
コメントありがとうございます。
そうなんですよねぇ〜
脳みそ本体は若干アタクシもボケてまいりました・・・
飲み過ぎか?