May 14, 2009

ONE★HUNDRED−YEN BLUES


 

2008年度の飲食業調査(第35回)の企業別売上高ランキングで日本マクドナルドホールディングスが首位だったとのこと。

売上、利益ともに過去最高らしい。

 

ほぉ〜、すごいねぇ〜  さすが不景気に強いねぇ〜  いやぁ〜 でも企業努力だよねぇ〜  

うちも頑張らんとあかんねぇ〜

 

てなことをタムチさんとマルモさんと話しておりました。

 

マル: いや〜、しかし100円でハンバーガー食べられるからなぁ〜  薄利だよなぁ〜

タム: そうだよなぁ〜 100円のハンバーグだからな〜

 

イト: なぬ? ハンバーグ?

 

 

 

 

オイッ

 

 

マルシンさん

 

オメ、それじゃマルシンさんじゃないか

 

 


 

多くの人がお世話になり、今もお世話になり続けているマルシンハンバーグ。

 

 

みみちゃん

その節はお世話になりました。   (・◇・)ノ ありがとー

 

 

今、1個だいたい100円ぐらいだと思う。

たぶん。。。

 

でもガキの頃は確か、家にあったマルシンさんは1個65円ぐらいのスーパーの値札が貼ってあった気がする。

定価じゃないよ。

 

イシイのミートボールさんもよく弁当箱に入ってたな。

なんつってもおべんとクンなんだからね。

 

みみちゃん、おべんとクンときたら、次はホウキンくんだな。

いや、違う。 やっぱりタムチくんだね。

 

ハンバーグ! ミートボール! タムチボーーール(100円)!

 

タムチボールは何なのか?

それは開けてみてのお楽しみぃ〜

 

おぉっ! 100円のわりにはぁぁぁっ!!  ・・・

 

・・・

 

マルシンさんもイシイさんも、おかーちゃん助けの主婦の味方だ。

ドナルドさんも現代の主婦の味方になってしまってる気がするけどね。

 

しかし、最近では冷凍食品もハイグレードですごいね。

ヘタしたら、子供やお父さんの弁当箱の中身は、ほぼ冷凍食品、なんて家庭もあるかもしれんね。

夕べの晩御飯の残りも入りつつね。。。

 

100円の価値は人によって違うと思うけど、マルシンさんにお世話になってた自分の子供の頃の感覚からすれば、その当時にハンバーガーが100円だっだとしてもきっと高いと感じただろうね。

 

だって10円のガチャガチャが10回もできたし。

駄菓子屋さんで100円もあったらウハウハ状態だったし。

200円も駄菓子を買ってしまったときは王様気分で、逆に罪悪感を感じたほどだし。

 

貧乏な子供だった私は、質より量や数を重視していたからかもしれないね。

 

だから高校生ぐらいではじめて自分の小遣いでマクドナルドに行った時は、こんなもんでこの値段はちょいと高いんじゃない?と思ったもんだ。

 

スガキヤのラーメンが食えるやないか!

大崎屋(※)のうどんが食えるやないか!!   (※)豊橋にあった伝説のうどん屋さん

 

ハンバーガーなんかは駄菓子の延長戦で、しょせんジャンクな食べ物という感覚がとても強かった。

だから、食事という感覚よりは、むしろ間食という捉え方をしていた。

 

空腹を満たすためだけなら立派に食事として成立してしまうのだけど、どうしても高カロリーで添加物バリバリ、高血圧、高血糖を引き起こしそうなジャンクでファーストな食べ物は未だに、あくまで私の中だけの感覚でしかないけど、食事とは言い難い。

 

んじゃ、牛丼は? サイゼリアはどうなのよ!?

 

などと問い詰められても困るけど、何でかと言うと、セントラルキッチンで食材が仕込まれ、チェーン展開されている店舗などでの飲食をあまり食事と言いたくないからだ。

 

でも気持ちの上でだけね。

だって好きだしね。  よく行くしね。

 

コンビニの弁当しかり、いくら健康志向と言ったところで、ファミリーレストラン、いわゆる≪ファミレス≫も、そういうわけで私にとっては微妙な立ち位置になる。

 

しかし、なんで身体に悪いものはうまいのかねぇ。 

油だな。  油と化学調味料だな。   

 

私は、食事とは身体の健康を維持するために、栄養やエネルギーを得る行為や食材のことを指す言葉だと思っている。

 

そういう意味で言えば、エネルギーは賄うことができても、お世辞にも身体に良いとは思えないものばかりが私たちの環境を取り巻いている。

 

おでぶさんになってしまう高カロリーで栄養が無く、化学の味がしてしまうもの以外でも、産地や賞味期限が偽装されてたり、工業用の米が食用として売られていたり。

野菜にしたって、中国産は怪しいし(野菜だけじゃないか)、国産だって農薬がすごいし。

生産者の顔写真や〇〇さんの△△! みたいなラベルやパッケージがないと安心して買えないなんて寂しいもんだ。

 

食べられるだけで幸せじゃないかと言われればそれまでだけど、その議論はこの際どっかに置いておくとして、どうせなら安全・安心に食べられたほうが良いに決まってるよね。

 

我が家の子供の絵本に≪食≫のことを書いてあるものがあるんだけど、その中に、ご飯やパンは元気になる食べ物で、肉や魚は身体を大きくする食べ物、それから野菜や果物を食べると病気にならないんだよ、みたいなことが書いてある。

 

要はそういうことなのだ。 バランスなのだ。

空腹を満たすだけではなく、身体をバランス良く健康に保つことが大事。

食事とは健康を維持するために何かを補う営みだ。

 

だから、ドナルドさんは駄菓子みたいなもんだと思うわけである。

 

ということで100円で上等じゃい。。。  今までが儲けすぎなんじゃい。。。

 

 

さて、

100円といえば100円均一。

最近では100均のお店に行くと100円じゃないものが多く置いてある。

 

なんで? 全部の商品の価格が均一じゃないならウソツキじゃん・・・?

 

でもついつい買ってしまう。 いらんものまで買ってしまう。

 

ガッデム! またやられた!

 

大人になって金銭感覚が麻痺してしまった。

100円の大事さを忘れてしまった。

 

ああ神様と仏様、

浪費癖が直りません。 

無駄遣いがエスカレートして止まりません。

お許しを。。。

 

アーメン・・・    そして南無阿弥陀仏・・・  

 

きっと子供のときの反動だな・・・  抑圧からの開放だな・・・

 

・・・  ダナ

 

 

 

ふつーの人

ナー!

 

 

さてさて、

景気に左右されやすい外食産業でも、不況に強いと言われるお店では、どんどん事業形態や営業品目に変化が起こってる。

価格競争だけではなく、より付加価値を付けるため、また収益性を高めるために。

ただ単に価格が安いだけじゃダメなわけだ。

 

競争が激しいために、日々戦略を練り、生き残りをかけて努力を重ねている。

 

ドナルドさんはどんどん変化している。

最近では24時間営業の店舗まである。

 

吉野家さんも牛丼一筋というわけではなくなった。

個人的には一筋な姿が好きだったけど、外部環境に対応すべく、こちらも変化し続けている。

 

それを進化というべきかはちょいと分からない。

 

例えば、かの有名な養命酒は、変わらない、変えないことが選択の歴史であり、進化であったと何かの記事で読んだことがある。

 

ほぼ変わらない製品を売り続けている我々鋼材問屋。

製品開発に携わらないからといって、我々が変わらなくても良いという根拠も保障もどこにもない。

我々は我々なりの進化の道を模索しなければならない。

 

不況業種ド真中の我々鋼材卸売業界だけど、打てる手は最大限の努力を持って商売に尽力しなけりゃいけない。

 

付加価値の低い素材、商品である鉄。

 

だからどうしても価格競争だけに陥る傾向にある。

 

鉄の相場も随分下がってしまった。

 

誰もが予想などできなかったこの大不況において、鉄の値段は1kgの単価が平均すれば100円にも満たない状態だ。

水を買っても500mlで100円以上はするのに。

水より安い鉄。

 

ドナルドさんを見よ。 ヨシギューさんに学べ。 ダイソーさんを仰ぐのだ。 

ただ、安いだけじゃダメなんだ。

 

そういうことなのだ!

 

いや、つーか、そもそも安いことがいけないんだ!

 

そうなんだ!!

 

ソーユーことなのだ!!

 

というわけで、

お客様のフカイフカイ慈悲の心と理解をもちまして、もう少し高く買っていただけるとぉぉ・・・

 

 

 

って、

 

はやりもん?

チガウカッ

 

 

ケッキョクなんという開き直りで他責な考え方だ・・・

 

 

ザンネン・・・

 

 

 

 

幻の残念攻撃を受けてみよっ

 

エイヤー!

 

 

 

やっちゃった?

チョ〜ザンネ〜ン



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この記事へのコメント

1. Posted by はるくんのオヂサン   May 15, 2009 01:41
あの伝説のうどん屋、初めて行ったとき店の雰囲気やらすべてがうさんくさくてビックリしたのを覚えてる。

また怪しい店を開拓したらご招待お願いします。
2. Posted by ホウキンちゃん未だ見つけられず…。   May 15, 2009 15:23
いつも楽しく拝見させていただいています。

マルシンハンバーグ、昔は紙みたいなペラペラな素材の包装だったけど、今はビニール製のしっかりした包装に変わってますね。
今も昔も変わらない無添加のハンバーグ。
良いところは残しつつ変えていく…。
ただ一点、幼いころの思い出のある商品が100円になってしまったのは残念ですね。

最後に…シールください!!

3. Posted by 伊藤   May 17, 2009 10:47
はるくんのオヂサン さん

コメントありがとうございます。

ああ、大崎屋・・・
うどんのダシは親父の指・・・


勇気を出して店の扉を開け、入店することなく再び静かに戸を閉めた・・・

実は先日、新たな秘店を発掘し、チャレンジしたのにも関わらず、負け犬のように逃げ帰って来たばかりでございます。。。

うどん屋さんです・・・

テーブル1、椅子4・・・

シチュエーションは他人の家の台所・・・

落ち着かない度とスリルは満点だと思います。

今度教えますからぜひ行ってみてください
4. Posted by 伊藤   May 17, 2009 10:50
ホウキンちゃん未だ見つけられず…。 さん

コメントありがとうございます。

>最後に…シールください!!

OK牧場!!


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