February 17, 2009
掛け算の力
中川昭一財務相兼金融担当相は、どう見ても酔っ払いの姿だよね。
風邪薬であんな風になるかっつーに。
言い訳すらツジツマが合ってない。
◆ あなたは、中川さんを、世界に醜態を晒した日本の恥だと思いますか・・・?
それとも、
◆ いつものことで問題なし、だと思いますか・・・?
どこへ行っても暗いニュースが多いね。
雇用調整を行う企業は、きっと今後さらに増えていく。
派遣切りだの、賃切りだのと労働者を取り巻く環境は日に日に悪くなっている。
助成金を申請したという企業も私の周りでもチラホラ出てきた。
どうやったら人を切れるか・・・
普段ロクに働かん奴が、こういう時は言うことを聞くいい子になる・・・
人は宝などと言っていられる状況じゃない・・・
などと、真顔で話している経営者仲間との会話は辛い。。。
昨年10〜12月期のGDPは、年率換算で12.7%減らしい。
マイナス幅は第1次石油危機に次ぐ大きさとのこと。
≪戦後最大の危機≫なんて言われている。
いよいよ持久戦に突入、体力勝負の様相を呈してきた。
私は今後もっとひどくなると思う。
実感値として深刻なものを感じているからだ。
お客さんに仕事がなさすぎる。
この余波が実体経済に及ぼす影響は、まさにこれからだと思う。
素材産業である我々の業界は、経済の動向に大きく左右されるため、非常に受動的な業界であるとも言える。
そんなのどんな商品でも業界でも同じだよ!
と思われるかもしれないが、≪鉄≫という素材の特性と販売チャネルを考慮していただかないと理解できないのかもしれない。
・・・というのは一般的な考え方で、
私は、実はこのような受動的な考え方は本意ではない。
だから、こんな状況だが、意地でも前向きに、元気に、逆転の発想で、自分の出来ることをやっていきたいと思っている。
麻生さんや与謝野さんが、少し前に、『日本は大丈夫、危機的な状態ではない』、なんてーことを平気でのたまってたことが思い出される。
私は、それらの姿を見ていて違和感を感じて仕方なかった。
同じように感じた人はきっとたくさんいるだろうなとも思った。
ズレてんだよなぁ〜。
≪先生≫と言われてご飯を食べている人たちの中には、ズレている人が多いというのが私の私見。
あくまで『多い』ということで、もちろんすべての人たちのことでは決してないのであしからず。
以前、麻生さんもお医者さんにそんな人たちが多いって言ってしまって、バッシング受けてたけど、正直なところ、
あなたもですけど・・・
ってテレビに向かって指差したのは私だけだろうか・・・
ズレてるのは小倉智昭のズラだけで十分だ。。。
100年に一度なのも、戦後最大の危機であることも、自分だけに起こっていることじゃない。
だから悲観したところで意味がない。
今こそ、こんな時こそ、社内の結束力を高め、ズレない価値観とオレない体質を強固なものにするためにも、そこにいる人材力が試される。
人件費は足し算、引き算で計算できるかもしれない。
しかし、人の力は、良くも悪くも掛け算なのだ。
目先を見れば、非常に苦しい状態だが、人材こそ生命線として捉えることが肝要だ。
日本の政治の世界にも、求心力を持ったリーダーに出現していただいて、掛け算的な国民のシナジーパワーで、一刻も早くこの難局を乗り切りたいものだ。
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この記事へのコメント
酔っ払って翌日記憶がないとしても、ろれつだけはしっかりと、むしろ饒舌に話す誰かさんとは大違いだね。
ところで、次の次の首相は誰だと予想しますか?
コメントありがとうございます。
誰かさんって誰のことかしらねぇ〜・・・
>ところで、次の次の首相は誰だと予想しますか?
次の次とは変化球投げますねぇ。
そうだなぁ・・・
オレならタムチさんを擁立するね。。。