January 14, 2009

続・常識という名の山

 

休日に、ようやく『崖の上のポニョ』を映画館に家族で一緒に見に行くことができた。

 

おそらく、まだやってたの・・・?

 

と思う方が大半ではなかろうかと思うが、ギリな感じだと推測される。

何とか間に合った。

 

内容はと言うと、・・・  ・・・  ・・・ だが、子供は喜んでいたので、行って良かったと思う。

ま、5歳の子供にも分かるように作ったとのことだから、大人が気にするような細かなことは、この際大目に見ることにする。。。

 

絵本が我が家にあるので、私は登場人物のことはなんとなく知っていた。

オクサンは、しばしば子供に読み聞かせをしていたので、内容までほぼ分かっていたと思う。

 

 

んで、オクサンが、スクリーンに登場したポニョのお父さんを見て、長男坊に話しかけた。

 

 

オクサン : あの人、なんて名前だっけ? フジワラ? 

   

       : ちがうぞ、あの人はフジマキだぞ、 な!

 

 

 

ポニョチチ

この人ね・・・

 

 

 

 

 長男   : フジモトだよ・・・

 

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 

 

ま、まー、そーとも言うな、はっはっはー

 

息子よ・・・  まずは第一試験突破だ・・・  

 

( ̄ー ̄;) フッ・・   成長したな・・・

 

 

長男坊の成長が著しい。

子供の成長は親の喜びであると共に、親自らの成長ともリンクする。

 

往々にして、男親は女親にくらべ、子供に接する機会や時間が取れなかったりするものである。

だから、子供の教育というものに疎く、また、たいして学びもしないから、その隙間や子供との距離を金や物で埋めてしまおうとする人が多い・・・のではなかろうか・・・

 

少なくとも私は子供に甘い・・・

 

しかし、我が家のオクサンはとても厳しい。

私が甘いだけに、役割分担ということはあるにしても徹底しているところがすばらしい。

尊敬に値する。

 

 

最近では、長男坊のわがままや、あまのじゃくがひどく、とても手を焼いている。

ただ単にそういう年頃だ、性格なのだなんて解決してしまえばそれまでだが、私は、起こっている現象はシグナルであって、原因はどこかに必ずあると感じているし、だいたいその原因も分かっているつもりだ。

 

だが、それでも、甘い・・・

 

 

≪子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ≫ 

ジャン・ジャック・ルソー

 

 

今も昔も変わらない。

 

テレビゲームだろうが携帯だろうが、文化や文明が変わって様々なものが普及しようとも、時代を超えて本質は変わらないのだ。

 

ルソーが言いたかったのは、端的に言えば、子供は甘やかしちゃいかんということだ。

 

だから親は自覚しなければならない。

 

甘やかすということは、子供の未発達な次元での欲求を簡単に満たしてやると言うこと。

さらに言えば、わがままや自分勝手を助長する原因を作り出すと言うこと。

 

作り出された原因によってもたらされる結果(大人)は惨めなものだ。

 

だからこそ、親の事情で子供を甘やかすことはやっちゃならんことであり、私にとっては耳の痛い話で、ウチのオクサンには頭が上がらない。

 

優しさと甘さを履き違えちゃならんのだ・・・

 

 

 

さてさて、大人の世界ではどうなんだろうか。

 

仕事でも同じことが言えるのではなかろうか。

 

●上司が何でもやってしまう → 楽を与える代わりに責任を与えられず、部下は成長しなくなる。

●上司が部下を叱らない → 部下は怠ける、さぼる。理念やビジョンを忘れ、自分本位で物事を考えるようになる。

 

上司が部下を信頼できない、任せられない、叱れない・・・

 

原因は上司の側にある。

 

甘えた状態は、甘やかされた結果なのだ。

親子関係と一緒ではないか。

 

しかし、こんなようなことが常態化していくと企業の未来は暗い。

将来を担うべき社員の成長はないだろう。

そしてそんな環境では、成長意欲の高い社員は定着しないし、そもそもそういう人材は入ってこなくなる。

 

親や上司の勘違いや、彼ら自身の怠惰や甘えによって、子供や部下が、我慢することができなくなったり、ハングリー精神が欠落していってしまうことは重要な問題だ。

しかし、私がさらに懸念するのは、その甘やかされた環境を当たり前だと思ってしまうことによって、目の前の壁を乗り越えることができず、自立(自律)できない根性ナシな大人(上司)になってしまうことの方が、ルソー先生の言う『不幸』度合いが高いのではないかということだ。

 

 

ペシッ!

イタ〜イ お父さんにも殴られたことがないのにぃ〜 シド〜ィ

だから何だっ  この小娘ッ  我が鉄拳を受けてみよっ  ア〜ンパーーーンチ!

 

 

現状や過去を肯定すると成長はなくなる。。。

 

 

したがって、

わが社では今後、現状を『当たり前』『当然』と言った者に罰金を課すことを計画・・・

 

でもしようかな。。。



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