November 19, 2008
オーケストラ経営
オーケストラの指揮者。
完全に企業のトップと同じ。
よく言われることですが、最近特にそう思う。
演奏者との一体感を保ちながら、タクトを振って導いていく。
時には強く、時にはやさしく、魂を込めて本気で向き合う。
指揮者が演者に信頼されていなければ、絶対にいい演奏は生まれない。
オーケストラ的経営。
オーストラリア的経営ではない。
もちろんオーストリア的でもない。
会社組織もオーケストラと似たようなもの。
話がちょっとずれるけど、
最近ではオーケストラ自体の運営が難しくなっているらしいね。
クラシックの需要はそれほど高くない。。。
クラシックといえば、
カレーハウスCoCo壱番屋の創業者で、現、特別顧問でもいらっしゃる宗次徳二さんの名前を冠した『宗次ホール』が、2006年3月に名古屋の栄にオープンした。
宗次さん曰く、いまだに収支が合っていないらしい。
ランチ付き1000円のコンサートなんてこともやっている。
おぃおぃ、おれはココイチ行くとだいたい1000円以上食うぞ。。。
ナンテコッタ、宗次ホール行かなきゃ。。。
クラシック、音楽に垣根はない。 いいものはいいのだ。
いつの間にか毛嫌いするようになっちまった。
音楽の授業がいかんかっただな。 もっと楽しく授業を受けることができたら、きっともっと好きになっていたのにな。
英語の授業にも通ずるものがあるね。
感性が作用するものに冠しては、頭でっかちになったら発展や成長は難しい。
地上波では、毎週日曜日の朝9:00にテレビ朝日系列で放送されている『題名のない音楽会』。
随分長いことやってる番組だが、たまたま先日、始めて最初から最後まできっちりと見た。
30分間の番組なのに。
『指揮者になる夢かなえます』 ということで素人のクラシックファンの方々が、プロのオーケストラを前に思い思いにタクトをふっていた。
指揮する人間によってこうも音楽が変わるものかと感心した。
うわぁ〜、オレも指揮してぇ〜 と本気で思った。
企業もオーケストラも一緒。
指揮する人間によって、その音色は変わってくる。
社員一人ひとりに響く指揮と、社員一人ひとりから返ってくる反応は音色といってもいいだろう。
美しい音が奏でられるか、またその音色が不協和音とならず、渾然一体としたハーモニーとなるかは、やはり指揮者の力量に関わってくる。
ホウキンオーケストラ。
美しい音を鳴り響かせ、お客様や関係者の方々の心に感動と驚きを常にお届けできるような企業に成長してゆきたい。