May 23, 2008

仁義なきオベント戦争

独身一人暮らし時代、お世話になった持ち帰り専門のお弁当屋さんの弁当。 

出来立てであったかいのがいいんだよね。

ごはんも冷や飯を温めるわけじゃないからうまいしねぇ。

 

コンビニの弁当は冷たいから、《チン》 せにゃなりません。 

 

今でこそ、健康志向の風もコンビニに吹いていますが、当時は揚げもんやコッテリ且つカロリー計算って何?っていうようなメニューばかりでした。

今でも基本そんな感じですけど。

 

アブラコテコテ、添加物バリバリ! これ食って気持ちよく太ってチョー!  

ハイヨロコンデ〜!

 

時間が経った揚げ物は油っこくていけません。

それでも若い時は、まー、食べられましたが、連日となると耐えられなくなります。 

少なくとも私はダメでした。

 

コンビニの弁当とインスタントラーメンで常に不健康体です。 よく風邪ひいたし。

現在の成人病体質は、あの当時に培われたのではないかと思います。(笑)

 

そんな生活がイヤになってきちんと自炊するようになりましたね。

今ではその辺の若オクサマより確実に料理が上手・・・だと自負しています。

好き嫌いも減ったし、野菜もたくさんなるべく食べようと意識するようになりましたょ。

 

今では、調理したての弁当を販売する店舗や、その弁当全般の代名詞とまでなっている『ほか弁』。 

ご存知、『ほっかほっか亭』さんの略称です。

 

私がよくお世話になった『ベントマン』さんも、ほか弁から独立した中部圏を中心に展開する持ち帰り専門のお弁当屋さん。

 

すでに皆さんもご存知だと思いますが、このほか弁さんが分裂しました。

分裂した新ブランドはその名も『Hotto Motto ほっともっと』。   

ほか弁 に対し ほも弁・・・

 

ほっかほっか亭の総本部はハークスレイという会社が管理し、西日本を中心として店舗展開しています。 

一方、『ほっともっと』にブランドを転換し、営業を始めたプレナスは関東、九州を中心に店舗展開し、総店舗数はハークスレイを上回っています。 

その差約2倍。

 

この分裂によって業界1位の座は『本家かまどや』さんへ移行しました。

 

表向きは、経営方針の相違ということらしいのですが、なんだか分裂の背景には、どろどろとしたお家騒動や企業間の競争と思惑が渦巻いているようです。 

やだやだ。

 

門外漢ですから、詳しいことは分かりませんが、いろいろあるんですよねぇ。

 

表向きのコメントの概略は以下のようなことらしいです。

 

ハークスレイは創業以来の理念を徹底する方針。

それに対し、プレナスは改善の歴史こそがほっかほっか亭が生き残ってきた最大の要因だと主張しています。

 

一見、前者は創業以来のブランド(暖簾)を守る職人のおとーちゃんタイプ、後者は効率や利益を重視、実を重んじる今風ドライな2代目ぼっちゃんタイプな感じ?

 

ほっともっとは新サービスとなる《ホットショーケース》なるもので、作り置きをするのに対し、ほっかほっか亭は、ぜったいにしないと断言しています。

作り置きといっても昼食や夕食時の混雑する時間帯、30分とかのレベルらしいですけど。

 

皆さんはどう思いますか?

 

愛知県は、まだほっともっとのテリトリーに入っていません。

ホットショーケースのお弁当を食べたことがないので、どんなんなっちゃうのか、商品にどのくらいの差があるものかも分かりませんが、待たずに買えることは大きなメリットであると思います。

しかしながら、そこが事業モデルの本質的な問題となる話であるならば、理念が曲がれば顧客は離れることになります。

 

作り置きしない。。。それって理念?   ・・・と若干首を傾げたくもなりますが、作り置きはしないということの根っこにある、お客様に対する精神が、今後も変わらず、そこが曲がらなければ、これからもきっと需要はついてくるでしょうね。

 

理念経営が見直され始めて久しい世の中ですが、最近の一連の《偽》の騒動でさらにCSRを含め重要視されています。

 

以前にも書きましたが、赤福さんがいい例です。   ポチっとな

 

継続と改善。 何を守り、何を捨てるのか。 見極めを誤ると大変です。

 

 

5月15日、神戸に『ほっともっと』が近畿地区1号店をオープン。

まるで国取合戦の様相を呈してきました。 侵略戦争じゃ。 仁義なき戦いじゃ〜〜〜。

かまどや入れて三つ巴。 弁当三国志とも言われているらしい。。。

 

でも、味や量、価格とのバランスを比較して、3社間で、決定的に商品に差がそれほどないらしいから、どこで差別化していくのかが今後の課題となるとすると・・・

 

 

顧客不在のご都合主義や内輪の身勝手な戦いであれば、そんなもん必ず衰退します。

 

そして、本質的な顧客のニーズを捉え、改善を続けることこそが、やっぱり企業の歴史を作り上げていくことなのだ・・・と感じる今日この頃なのでございます。。。フムフム。。。



トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 田原工業   May 24, 2008 08:28
私は今でもよく買いますよ。

かまどやのからあげ弁当ばかりですが。

ほっかほっか亭より肉が大きいんですよ。

競争があるのは消費者にとってはありがたいことですね。
2. Posted by 伊藤   May 26, 2008 12:58
田原工業さん

コメントありがとうございます。

高校時代、かまどやのから揚げ弁当と豚の生姜焼き弁当を交互に食っていた記憶がよみがえります。

>競争があるのは消費者にとってはありがたいことですね。

ほんとですね。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔