April 2010

April 29, 2010

強いチーム その2

 

日曜日にはご存知、スーパーヒーロータイムがございます。

 

 

ん? ご存じではない?

 

あ、そぉ。

 

 

7時30分から天装戦隊ゴセイジャー、8時からは仮面ライダーW。

 

この前の日曜日、例のごとく、某ハウジングセンターにてゴゼイジャーショーがあるため、予習として長男はやる気?その気?マンマンでテレビに向かっておりました。

 

そして、私自身はご存知の方はご存知の、あの例の『白い靴下の君』こと、メリーポピンズにひょっとしたら再会できるのではないかという期待を胸に、会場に赴いたわけでございます。

 

 

フェアリーソックス

 

 

しか〜し、残念ながら、会場のどこを見回してもいないじゃありませんか!

 

今回は11時からの午前中の部に見に行きましたが、前回、前々回と、午後の部で、2時のショーに行ったという共通点がありますので、彼女にひょっとしたら午前中に何らかの、のっぴきならない事情があったことが考えられます。

 

私の頭脳コンピューターは、彼女の来られない様々な事情を推測し、仮説をはじき出しました。

 

たとえば、妖精さんには午前中にミツバチと一緒に花に受粉するお仕事があるとか、草花たちとお話しや歌をうたうなど、いろいろとやることがあったのでしょう。

 

ということで、5月4日に再び仮面ライダーショーがありますので、次は2時を狙って行きたいと思います。

 

今度はアクセル初登場!

 

楽しみです。

 

 

ん? どうでもいい?

 

あら、そぉ。

 

 

いやぁ〜、先日の仮面ライダーWには感動しました。

 

翔太郎とヒィリップの友情がステキでした。

 

 

ん? なんのことだかよーわからん?

 

そりゃ、ざんねん。

 

 

Wは2人で1人のライダーになります。

 

しかし、ここ最近、翔太郎が成長したフィリップのパワーについていけなくなっていたのです。

 

そして、フィリップは強さを求め、自分の力について来られるパートナーを探し始めます。

 

しかし、彼はあるとき気付くのです。

 

強さだけが本質ではないということを。

 

翔太郎のやさしさを認め、そして、それを受け入れたのです。

 

 

〜強さだけがWじゃない、たとえそれが弱さだとしても僕はそれを受け止める〜

 

NOBODY'S PERFECT

 

完全な人などいない

 

 

必死でフィリップくんのスピードとパワーについていく翔太郎。

 

そこに奇跡が起こるのです。

 

 

 

 

 

 

究極

 

こんなんなっちゃいましたっ!

 

 

サイクロンジョーカーエクストリーム

 

新形態!

 

 

 

 

 

え?興味ない?

 

 

 

 

だろうね・・・

 

 

 

 

違いを受け入れることによって

シナジーが起きたわけです。

 

 

性質の違うお互いを赦し、受け入れる。

 

 

大事です。

 

 

このことは我々に

大いなる示唆を与えてくれます。

 

 

視点の転換。

 

 

短所は長所と成りえる。

 

 

裏と表は一体。

 

 

 

 

 

なんてったって≪エクストリーム≫

 

 

究極です。 

 

 

極限なんですよ。

 

 

アイスクリームですよ。

 

 

ユースクリームなんですよ。

 

 

恋する季節なわけですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏のいくえさん

 

 

チュウチュウ・・・

 

 

 

 

しかし

 

 

また新しいおもちゃが発売されて・・・

 

 

 

CMがこわい・・・



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April 27, 2010

最臭兵器

 

先日、豊橋駅からタクシーに乗った時のこと。

 

私は某タクシー会社をチョイスして乗るようにしている。

 

その日も、タクシー乗り場に並んでいるその某タクシー会社の1台を選択して乗り込んだ。

 

左のドアから乗った瞬間、そのまま右のドアから出て行きたくなった。

 

モーレツ&キョーレツな臭いが車内に充満している。

 

何の臭いか?

 

そう、加齢臭。

 

臭いのもとは、もちろん運転手さんだ。

 

タクシーの運転手さんは、ほぼおっさんが大半を占めているのはご存知かと思うけど、ずっとあのせまい空間にいるため、だいたい車内が運転手のおっさんの臭いになる。

 

おとうさんの枕の臭いだ。

 

で、そのタクシーの車内の臭いは、気を失ってしまうのではないかというレベルにまで到達していた。

 

やばい、これは気を失ったら死んでしまうかもしれない。

 

まさに雪山を彷彿とさせるデンジャラスな状況だった。

 

〜単独、無酸素、エベレスト登頂に日本人初の挑戦〜

 

少し前に読んだ若き登山家、栗城史多さんの本の内容にオーバーラップした。

 

ま、何事にも挑戦してないけど、ボンベが本気で欲しくなった。

 

あれは、間違いなく、虫や小動物レベルなら軽く殺せる殺傷能力があったね。

 

このままではやばいと思ったものの、その日は、まだ外が寒くて窓を開けるのも不自然だし、どうしたもんか悩んだ。

 

そこで、手をさりげなく鼻のところに持っていき、掌をマスクに見立て、フィルター代わりにして、なんとかやり過ごそうとした。

 

しかし、指の隙間からどうにも臭ってくる。

 

そこで、自分の掌の匂いに集中してみた。

 

ん〜、やっぱりクサイ・・・

 

私は、それほど駅から遠くない家路への距離すら恨んだ。

 

だんだん、掌までおっさんの臭いがしてきた。

 

息苦しい・・・  クサイ・・・  オエー・・・

 

兵器だな。  毒?ガス型兵器だ。  プチアウシュビッツ状態だ。

 

 

ふと前を見ると、同じタクシー会社の車が我々の前を走っている。

 

隣の芝がとても青く見えた。。。

 

しかし、こういう時こそポジティブシンキングだ。

 

ひょっとして加齢臭ではないのかもしれんな・・・、そう思い、確認のため思いっきり吸いこんでみた。

 

あげそうになった・・・

 

お酒も少々入っていたため、危険な状況に陥りそうになった。

 

家に到着した時のあの安堵感。

 

あぁ、酸素に感謝。

 

空気さんアリガトウ。。。

 

 

運転手さんは、随分お太りになっていらっしゃった。

 

ひょっとしたら、すぐにお腹が空いちゃって、車内で結構飲食を恒常的にしてたりして、で、その匂いも混じってしまっていたりして。

 

ぽっちゃりさんというだけでの偏見だろうか・・・

 

ぽっちゃりさんと言えば、その日、豊橋駅のトイレで、隣の便器で用を足していたお方が、かなりのぽっちゃりさんだったことを思い出した。

 

容積としてはタムチさんの4倍ぐらいかな。 もっとか。

 

隣でフガフガフガフガ。

 

ぽっちゃりさんはいつも息苦しそうだ。

 

チャックの上げ下げで100m走でもしてきたかのような息遣いだ。

 

とても気になるし、こちらまで息苦しくなる。

 

 

きっと、あの運転手さんも少し歩いたりするとフガフガするだろうから、車内の空気をたくさん吸い込んで自分の匂いで酔ってしまわないだろうか・・・ 

なんてどうでもよいことを悩む暇があったら、もっと生産性の上がることを考えた方が良いな・・・ 

とも大して思わず、このぐらいのくだらなさが私にとってはちょうどいいのだ・・・

とみなさんも思いますか?

 

オチもなくダラダラとアディオス・・・



houkinkun at 13:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!しょうもな 

April 23, 2010

強いチーム

 

『箱』の話は、自分以外の他人も、自分と同じ≪人≫であり、想いやるべき立場であるということを教えてくれる。

 

 

 

はこ

オノレのちびこい箱

 

 

『箱』に入っている状態とは、人を≪物≫として見ている状態であり、自分以外の他の人に対してあらゆる面で抵抗している心の状態のことを言う。

 

これは、違いを受け入れずに相手を非難している状態とも言える。

 

ただし、この場合の違いとは、正しく言うと≪差≫のことであり、上下、優劣の関係で見てしまっている状態のことを指す。

 

この差を許せずに執着する人のなんと多いことか。

 

自分より劣っていると感じている人間に対し、酷く当たったり、逆に優れていると感じる人間に対しては過度の劣等意識をもって体裁ばかりを取り繕う。

 

しかし、もしも、世の中に自分と同じような人ばかりだったらどうなんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

赤!

 

 

 

レンジャーたちが赤色の人ばかりだったら、面白くない。

 

 

会社だって然り。

 

まったく同じ人間ばかりだったら、それはもはや人間ではなくロボットだ。

 

 

主役級キャストは、サブがいて初めて際立つ。

 

これはあくまで役割の問題で、個々のステージで考えればみんな主役だ。

 

戦隊ヒーローものでも毎回主役が変わる。

 

それぞれにドラマがある。

 

背景がある。

 

見た目や能力に違いがあっても、≪心の持ち方≫という本質はみんな一緒だ。

 

喜びも悲しみも、何をされるとうれしいと思うのか、悲しいと思うのか、自分がしてもらいたいこと、されたくないことが、すべて自分と同じなのだということだ。

 

相手の中に自分を見るとはそういうことだ。

 

それこそが他人を自分と同じ人として見るということ。

 

肉体を持って生まれた人間。

 

言葉遣いも表現もみんな違うけど、感じることはみんな一緒。

 

違いを受け入れ、許すことが重要だ。

 

 

強いチームや組織には、そういう違いを受け入れるという文化があるものなのだ。

 

 

 

 

 

かかってこいっ



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April 21, 2010

半々

 

先日、うちのヨメサンと長男が議論を交わしていた。

 

目が半開きの状態、いわゆる薄目の状態について、お互いの見解を主張し合っていた。

 

その状態を、ヨメサンは半分目が開いている、と主張した。

 

それに対して長男は半分目が閉じている、と主張していた。

 

そこで私に、ちょっとどう思う?とヨメサンが私の見解を尋ねてきたので、私はこう答えた。

 

どうでもいいわ・・・

 

というのは、心の叫びで、

 

どっちも正しいと思う、と。

 

 

つーか、んなことオレに聞くなっ ・・・    

 

というのは、魂の叫びです・・・

 

 

そもそも、閉じる、開けるというのは、状態に至るまでのプロセスに焦点が当てられているわけで、そのプロセスを見ていなかったら、結果だけで判断するしかない。

 

つまり、半分であるという事実だけしか分らない。

 

開いているのか、閉まっているのかは、周囲の環境やプロセスが判断材料となる。

 

お店のシャッターが半開きなのは、朝か晩かで開店、閉店変わるだろうし、それとも休日なのか、経営状態が悪いのか等と判断材料だっていろいろとあるわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

むちむちぷりん

 

ん〜  閉まらなぃ〜

 

 

 

 

ただ、一般的には閉じかけであるというケースが圧倒的に多いと思う。

 

開きかけの状態は、一昔前のドラマやなんかで角膜移植した女の子のグルグル巻の包帯がほどけた瞬間や、黙とうの後に、『御直りください』の言葉を聞いて目を開けた時ぐらいしか状況がパッと思いつかない。

 

ま、考えれば、他にももちろんいろいろとあるだろうけど・・・。

 

≪薄目≫自体で言えば、目を閉じていてと言われたのにも関わらず、ズルをしてマジックのタネをなんとかして暴いてやろうと必死な状態な時のことを思い出したり、ヨダレを垂らしながら、目を半開きにして寝ていた私の姉のことを思い出したり(きっと今でもそうだと思う)、神々しい仏像さんのお顔がイメージされたりする。

 

仏像さんのお顔はとてもスッキリしているが、仏頂面なんて言われるくらいだから、見方によっては無愛想な印象も受ける。

 

私もしばしば無愛想だと言われる。

 

で、仏像さんの、あの半分に目を開いている状態だが、半眼と言って、自分の内面世界と外界の半々を同時に見ている、てなことが言われている。

 

悟っている、つまり、バランスの取れている状態だ。

 

なるほどね、やっぱりそうか、無愛想なのもうなずける。

 

まるで私のことではないか。

 

 

 

 

 

 

 

発射

 

ミサイル発射

 

 

ドーン

 

 

 

 

あの宮本武蔵も戦闘時には半眼を使ったらしい。

 

そして、私も戦闘時にたまに使う。

 

現代の武蔵とは私のことよ。  ( ̄ー ̄)フッ

 

 

 

 

 

 

着弾

 

着弾

 

 

ギャー

 

 

 

また、半眼半口(はんがんはんく)は成仏の相とも言い、死相によってホトケさんがあの世のどこに出向いたかを知るひとつのバロメーターであったりもする。

 

ということは、とってもよろしいお顔の相なわけなので、これから目も口も半開きで過ごそうかしら・・・ 

 

なんてことを思って本当にやってしまったら、

 

調子悪いの?

 

とか、

 

酔ってる?

 

などと気遣われてしまいそうだし、

 

薬やってそう

 

だとか、

 

すかした野郎

 

だとか、

 

スケベっぽい

 

などとも言われてもかなわんから、やっぱり、じぇんじぇん思わない今日この頃だったりするわけだ。



April 17, 2010

コイコイ

 

4月15日は

 

 

タムチおじさんの誕生日

 

 

我が家でお誕生会

 

 

415

 

 

よ・い・こ?

 

 

んなアホな

 

 

 

 

 

 

をたんじょうび

 

酔いおっさんだ

 

 

でも、ウチの子は

よいこになってほしいもんだ

 

 

 

 

そもそも誕生日はどんな日だ?

 

 

生きた歳の数だけさかのぼる

 

 

今まで生きられてありがたや

 

 

生かしてもらってありがたや

 

 

生きててくれてありがたや

 

 

感謝感謝でお祝いお祝い

 

 

誕生日は感謝の日

 

 

 

 

 

タムチさん

 

48さいだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

をたんじょうび2

あ、長いろうそくは3本か

 

 

早くヨメこい

 

 

はぁ〜やくこいこい

 

 

ろうそくの数が増える前に

 

 

出会いを増やせ

 

 

 

 

ちなみに

ケーキの手配はウチのオクサン

 

 

 

いいセンスしています

 

 

 

なかなかやり手です



April 15, 2010

異人さんの偉人3と倭人1

 

偉人さんたちの言葉を拝借して今の心情を綴ることにする。

 

 

 

かいばら

 

儒学者の貝原益軒さんはこうおっしゃった。

 

 

天下のこと、わが力に為し難きことはただ天に任せておくべし

その心を苦しむのは愚なり

 

 

自分の力の及ばないことは仕方ない。

 

あれこれ考えるよりも受け入れることが大事なのだ。

 

無為自然だ。

 

だから老子さんはきっとこう言ってくれる。

 

まーしゃーないわ〜

 

と。

 

たぶん。

 

起きてしまったことは、どうしようもない。

 

他人と過去は変えられない。

 

 

 

 

 

セルバンテス

 

スペインの小説家セルバンテスさんもおっしゃっている。


 

流れに逆らおうとしたところで無駄なこと

流れのままにおれば、どんな弱い人でも港に流れつく 

 

 

流れに逆らってもどうにもならんこともあるわけだ。

 

ならば流れに身を任せようではないか。

 

抵抗してもムダなのに、なぜか抵抗しようとしてしまう。

 

そして執着する。

 

解き放て。

 

 

 

 

 

へんりー

 

あの巨人産業家のヘンリー・フォードさんだっておっしゃっている。

 

 

もはや手のほどこしようのない事態になったら、

事態の成り行きにまかせるだけだ

 



そりゃ、そうだ。

 

頭では分っている。

 

でも・・・

 

だって・・・

 

それでも抵抗したい・・・

 

 

 

 

 

 

おすかー

 

イギリスの作家オスカー・ワイルドさんは、のたまった。

 

 

人間は自らをあまりにも深刻に考えすぎる

即ちこれを原罪という

 

 

原罪とはなんぞや?

 

自罪とはなんぞや?

 

 

イブさんはリンゴ食ってまった。

 

アダムさんも食ってまった。

 

 

だから、

その子孫の我々には生まれながらにして罪がある。

 

自意識過剰。

 

これこそが原罪だ。

 

箱に入って、孤独になって一人悩む。

 

悩んだって仕方ないのに。

 

なのに悩む。

 

そして罪を犯す。

 

すなわち自罪。

 

しかし、人は悔い改めることができる。

 

やり直すことができる。

 

変わることができるのだ。

 

箱から出さえすれば。



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April 12, 2010

クモ男


私はスパイダーマンが好きだ。

 

映画『スパイダーマン』が制作された時、監督がサム・ライミさんだったこともあって、とても興味があった。

 

で、実際、前評判に違わず、楽しく観ることができた。

 

スパイダーマンはアメコミ第一人者のスタン・リーさんが生みの親で、彼の作品にはその他に、X−メンやら、超人ハルクやら、アイアンマンなどがある。

 

 

 

アメリカンスパイダー

 

 

しかし、約30年程前、日本独自のスパイダーマンストーリーが展開されていたことを知っているイマドキの若者たちは少ないだろう。

 

 

 

ジャパニーズスパイダー

東映版スパイダーマン

 

 

東映版スパイダーマンは、アメリカの大手出版会社、MARVEL COMICS(マーベルコミックス)発行の人気コミック『アメージング・スパイダーマン』を原作としているが、、その内容は、スパイダーマンの見た目のデザイン、基本的な能力の設定以外はすべてオリジナルに仕上がっている。

 

東映ヒーローテイスト満載にアレンジされており、原作のストーリーは完全に無視という状態なのだ。

 

しかし、この話が私のガキの頃の興味とマッチングし、大好きだった。

 

ジャパニーズスパイダーマンは、独特のポージングや巨大ロボのレオパルドンが登場するなど、私にとってはツボに大はまりで、それこそアメイジングな番組だった。

 

しかも、実は、このレオパルドンはスーパー戦隊シリーズのヒーロー+巨大ロボという流れの礎になったロボットなのだ。

 

スパイダーマンに憧れ、紐を垂らしてはぶら下がったり、どうやったら、壁を本気で這うことができるのか真剣に考えたものだった。

 

もちろん、たこ糸などの細い糸にはぶらさがれないので、そのときは紐やロープだったが、本物の蜘蛛自体は超極細の粘着質の糸を出して巣を作ったり、ぶらさがったりする。

 

この蜘蛛の糸は実際に技術的な問題は別にして、ロープぐらいの太さになればジャンボジェット機さえも獲物のようにキャッチしてしまうほどの強度であるらしい。

 

だから、実際にスパイダーマンが腕から放出するスパイダーストリングは、あのぐらいの太さであれば、十分ぶらんぶらんできるわけだ。

 

蜘蛛の糸と言えば、芥川龍之介さんの短編小説が有名だ。

 

天からのびた蜘蛛の糸を地獄にいるカンダタさんが登り始めるわけだけど、後から登ってくる罪人たちをコノヤロー下りやがれっと蹴散らしたところで、プチンと糸が切れて再び地獄にカンダタさんが堕ちていく・・・というような話。

 

この話に似たストーリーは、他にも世界中に結構ある。

 

要点は、自己中な人間であると、いいことはありませんよ、自利利他の精神でいましょうね、的な話。

 

 

蜘蛛の糸

 

 

蜘蛛の糸は強い。

 

だから、ひょっとしたら、カンダタさんが強度計算できたら、その強度に安心して天国まで昇りきることができたのかもしれない・・・   わけはない・・・

 

 

芥川さんは35歳にして自ら命を絶った。

 

私もいつの間にやらそんな芥川さんより年上になっている。

 

先日も巨人軍の木村拓也コーチがお亡くなりになった。

 

同い年だ。

 

蜘蛛の糸がプツン、いや、脳の血管がプツンと切れてしまったようだ。

 

この人、実はわが社のタムチさんと誕生日がまったく同じ日。。。

 

 

 

 

りゅうさん

 

しかし、

 

35ぉ・・

 

老け・・・

 

 

 

なんだか複雑な心境・・・

 

 

 

タムチさんそろそろヨメサンを・・・

 

40歳になっちゃうよ

 

 

 

巣でも張りなさい!

 

 

 

そうだ!家でも買いなさい!

 

 

 

チミは今日からスパイダーマンだっ!

 

 


恐怖感

 

ヨメナシ蜘蛛男に忍び寄る孤独な恐怖感・・・

 

 

キャー



April 08, 2010

じじいの孤独 2

 

思い出してごらん 五才の頃を
涙流していた 五才の頃を
嘆く訳といえば 只のひとつも
思い出せなくとも 涙の味を

思い出してごらん 五才の頃を
風を追いかけてた 五才の頃を
宝物はいつも 掌のなか
居眠りをしながら 掌のなか

思い出してごらん 五才の頃を
手離しで泣いてた 五才の頃を
嘆く訳といえば 只のひとつも
思い出せなくとも 涙の味を

時は流れ過ぎて大人になって
涙流しながら 泣けなくなった
思い出してみたら 悲しくなって
泣きだそうとしても 泣き顔がない

思い出してごらん 五才の頃を
手離しで泣いてた 五才の頃を
思い出してごらん 五才の頃を
涙流してた 五才の頃を

 

中島みゆき  五才の頃

 

 

 

我が家の長男も五才。

 

見ていて、自由でいいなと思う。

 

素直さは子供の代名詞。

 

しかし、

 

素直さには本来、責任が伴う。

 

でも子供に社会的責任はない。

 

 

 

素直であることは自分を晒すこと。

 

隠さないこと。

 

 

 

大人の社会は常に責任が求められる。

 

だから、

 

人は様々な鎧をまとい、自らを守ろうとする。

 

自らを正当化する。

 

そして他人を非難する。

 

時に人を傷つけながら。

 

 

 

人はなぜ素直さを忘れてしまうんだろう?

 

なぜ、子供の心を忘れてしまうんだろう?

 

 

 

素直さとは本当の自分を晒すこと。

 

 

 

人は、本当の自分が否定されることを恐れる。

 

だから、素直になれない。

 

自分を否定するものに抵抗する。

 

 

 

しかし、恐れや怒りは孤独を運ぶ。

 

 

 

山城新伍さんの最後を御存じだろうか?

 

 

 

スター街道を歩んだ彼の最後は孤独なものだった。

 

老人ホームで、失意と孤独の中でひとり寂しく亡くなった。

 

 

格好つけず、泣きたいときには泣く。

 

頼る。

 

甘える。

 

 

人はつながりの中でしか生きていけない。

 

 

オレはどんな死に方をしたいんだろう?

 

少なくとも山城さんのようにはなりたくない。

 

 

 

孤独なじじいになりたくない。

 

 

 

じゃ、どんな人でいたいんだろう?

 

オレは素直な人でいたい。

 

 

 

五才の頃の涙を思い出そう。

 

 

 

 

泣きながら訴えかけるよ。

 

 

 

 

 

 

 

てつ

 

 

 

 

 

 

買ってください・・・

 

 

 


 

たのむっ!



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April 06, 2010

じじいの孤独

 

しゅみっとさん

 

シュミットさんです。

 

コメットさんではありません。


 

 

『アバウト・シュミット』

 

少し前の映画です。

 

 

 

ウォーレン・シュミット66歳。

 

定年退職、妻との永遠の別れ、娘の結婚。

 

人生の転機を迎えた男の孤独、怒り、欠乏感。

 

『箱』の視点で映画を観ていくと様々なことが見えてきます。

 

 

どんな『箱』に入っても、結局、人は孤独になります。

 

しかもとびっきりの孤独感。

 

 

孤独を感じている人。

 

その孤独感から脱出するためには、

自分の入っている『箱』から脱出することです。

 

 

映画のラストに光が見えます。

 

それがひとつのヒントでしょうね。

 

 

まだこの映画観たことのない人。

 

孤独な老後を迎えたくない人。

 

 

一度観ておくと何かのヒントになるかもしれませんね。

 

 

 

 

 


かーるさん

こんなじいさんの映画もあります



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April 03, 2010

違いを受け入れるとは

 

先日、仮面ライダーをみていて再び思いました。

 

最近の仮面ライダーはかっこいい。

 

俳優さんもかっこいい。

 

スラリと背も高い。

 

女優さんも美人が多いですし、結構、お色気系のアイドルが登場したりして、お父さんたちの視線を釘付けにするようなサービスもそこそこ盛り込まれているわけです。

 

ターゲットが子供とお母さんから、お父さんにまでどんどん拡大しています。

 

主夫化。

 

お父さんが子供に関わる時間が増えました。

 

子育ての領域や関わりは、以前の日本の社会からすれば随分とそのかたちが変わってきたと言えます。

 

うちの母親にしても、私が家庭や家族のことで何か手伝ったり、動いたりすると、あんたえらいねぇ〜と関心するのです。

 

正直なところ、我が家の父親はさっぱり動かない人だし、私自身もそんな父親を見て育ったものですから、基本的には動かない人間に成長してしまいました。

 

が、しかし、それでも嫁さんの教育のおかげか、父親の100倍は動くと思います。

 

だから、あんたはお父さんとは違うと言って関心するわけです。

 

ま、私は100倍ですが、ふつうのお父さんなら1000倍ぐらい・・・   (`Д´) オメー、ウゴケヨ!

 

 

 

ダイバーシティ。

 

多様性を認めざるをえない社会にどんどん移り変わっています。

 

島国日本。

 

嘗て、200年余りも鎖国という排他的な態度を世界に示してきた我が国。

 

最近では、グローバル化しつつある社会情勢の中、鳩山さんは『友愛』とか言って盛りあがっておりますが、歴史や文化を踏まえ、他の国の人たちを受け入れることには容易に賛成できないという人もいるわけで。

 

鳩山さんや小沢さんあたりは、一部の人には国賊扱いされてるぐらいです。

 

政治的には、国内の需要喚起も景気対策も具体的にパッとするものもなく、そのついでに日本の国自体がアジア諸国の中でも、なんだか徐々にパッとしない存在になりつつあるような気もします。

 

だからこそ、よけいに国内ではなく国外に関心が向いてしまうのかもしれませんが、そもそも、国民性や文化を乗り越え、我々と他国が様々な価値観を共有し、単純に融合していくことは可能なのでしょうか?

 

その結果、グローバル化していく現代社会で、再び極東の小さな島国が輝ける時代が来るのでしょうか?

 

 

比較文化学者によると「日本は同質を重んじる文化」だと言います。

 

日本語の「違う」という言葉には、different(異なる)という意味とwrong(正しくない)という両方の意味が含まれています。

 

つまり、「異なることは悪いことだ」ということにもなってしまうわけです。

 

私もここにいつも悩んできました。

 

違うことを認められない。

 

企業における『違い』をどこまで容認するのか否かという問題に悩んできたのです。

 

絶対評価ではなく、相対評価。

 

差ではかるのではなく、違いを受け入れる。

 

分ります。 そりゃそう在るべきです。

 

しかし、企業や組織においては違ってはならんものがあります。

 

それは考え方や価値観です。

 

男と女でもそうじゃないですか。

 

価値観の相違と言っては離婚する人たちが後を絶たない。

 

価値観とはいったい何でしょうか?

 

どこを違えてはいけないのでしょうか?

 

企業の価値観とは一般的に言えば、理念やビジョンやミッションということになります。

 

しかし、私はここに、働くことへの価値観や生きることに対する価値観の共有を社員に求めます。

 

なぜならば、会社だろうとプライベートだろうとどちらも同じ自分だからです。

 

スイッチが切り替わったようにある瞬間から人間が変わるという現象が起こるのならまだしも、そんなことはありえません。

 

ということは、考え方も境界なくどこにいても同じであるということです。

 

 

 

同一人物が人生における貴重な時間を、仕事であろうが、プライベートであろうが同じように消費しているのです。

 

プライベートだけ楽しくて仕事はつまらんなどと考えていては、それこそつまらんことです。

 

週末の休暇のためだけに生き、平日のウィークデイをダラダラやり過ごす。

 

日曜日のサザエさんが放送される時間になると、明日も仕事かと憂鬱になる。

 

仕事や会社がつまらんと思えば、生きている時間をつまらんと思って過ごす、つまり、人生をつまらんと感じて生きることと同じです。

 

仕事に対する考え方や職業観は様々あって然るべきですが、私は一緒に働きたくはないのです。

 

自己中な人が大好きだ、という人はあまりいないはず。

 

他責で物事を捉えて、TAKEばかりで愚痴や文句や不平不満ばかり言っている人。

 

仕事に忠誠を尽くせとか、愛社精神を持てとか言っているのではありません。

 

純粋にもったいないな、時間を浪費しているんじゃないの?と思えてしまうだけです。

 

 

価値観は多様化していてもかまいません。

 

むしろ当たり前なことです。

 

みんな違って当たり前です。

 

いろんな性格、いろんな顔、得意不得意、特性、適性、できるヤツ、できんヤツ、いろんなヤツがいてもかまいません。

 

そんなものは、仲間同士で足りないものを補完し合えば良いのです。

 

しかし、たったひとつのこと、根っこにあるものだけは違ってはいけません。

 

 

それこそが、

 

〜 箱から出ていること 〜

 

です。

 

 

これを知って、私は悩みから解放されました。

 

違いをどこまで許容してよいのか、何を違えてはならんのかという物差しを手に入れることができたのです。

 

 

大手企業ではすでに当たり前となっている事情も、今後、いくら中小企業であろうと、多様化、つまり、ダイバーシティを受け入れていくことは、企業自身が求められ、受け入れざるをえなくなるものであることは間違いありません。

 

男女の区別や差別なく働ける社会、外国人労働者が日本人と等しく働くことのできる社会の実現。

 

箱の外の世界でなら、あっちゅー間に実現可能です。

 

箱の外でなら違いを受け入れることができます。

 

人類みな兄弟。

 

 

 

社会や世情は企業が牽引します。

 

ということは企業の在り方が問われるわけです。

 

根っこに持つべき価値観、つまり、物の見方、捉え方が共有できなければ、組織は強くなりません。

 

ということは、もちろん、より良い成果を出すこともできません。

 

 

組織にとってたったひとつのとても大事なこと。

 

 

 〜 『箱』から出る 〜

 

 

これこそがすべて。

 

 

 

『箱』の出方教えます。

 

よろしかったら。

 

 

ご興味のある方はいつでもご連絡くださいな。



houkinkun at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!