January 2010

January 30, 2010

サーバント

 

先日、名古屋でお会いした、ある会社の社長さんがこんなことを言っていた。

 

『自分のした質問は覚えているが、社員の報告は覚えていない』

 

つまり、こういうことだ。

 

社員に対して、あれはどうなっている?これはどうなんだ?ところで、あの件は?などと、あれこれ自分の気になる項目をあげつらい、報告を求める。

 

が、自分が最初に社員に聞いてやろうと思っていた事柄に対して、あれは言ったな、よし、これも言ったし、などとそんなことばかりに集中していたら、肝心な社員の報告自体、内容を忘れてしまった・・・

 

てな具合に、本末転倒な事態に陥ってしまっているという何とも冗談のような話をしていたわけだ。

 

で、その話を聞いて本人含め、私たちは爆笑だったけど、実は笑えない真実がそこにはある。

 

関心がすべて自分にある状態。

 

いわゆる自己中。

 

自己中であることが良いか悪いかと問われれば、多くの人がそれは良くないことだと答えるだろう。

 

となれば、関心は自分以外に向けなければならないということになる。

 

イコール自分のためではなく人のため。

 

と聞くと、しかし、途端に違和感を感じてしまう人が多くなるのはなぜだろうか。

 

ということはつまり、世の中の多くの人が自己中であるという現実がそこにあるわけだ。。。

 

矛盾しているように感じるかもしれないけど、関心は他に寄せなければならないけど、意識は自分に集中していなければならない。

 

つまり、他人がそうだからおれもそうする・・・みたいな主体性のない考え方ではなく、自分はどうするのか?自分はどうなりたいのか?という己の在り方に集中していくと、自然と自分以外の他の人、物、事に関心が寄せられるようになるということ。

 

そういうことなのだ。

 

関心は他人に向いていなければならないが、意識は自分に集中しなければならない。

 

自分の在り方にフォーカスを当てれば自ずと他に関心が向くようになる。

 

自己中ではない状態とはそういうことだ。

 

自分以外の他の人のために、自分がどう在るか、ということに意識を集中しなければならない。

 

その根っこにあるものが『感謝』と『思いやり』。 おー、わが社の理念だ。

 

お客様であれば、いかにお役に立つことができるか。 おー、わが社の『間に合う戦略』だ。

 

人のため、お役に立つ、つくす、という議論は、ケッシテ、ドMだとかドSだとかの話をしているわけではない。

 

いや・・・   そうかもしれんな・・・   ・・・

 

いやいや、そんなところを超越したところでの議論だ。 原理原則の話。

 

会社であれば、社長以下、上司やリーダーとなる人は、社員や部下に対して、いかに自分がサポートできるのか、彼、彼女に対してどんなことに協力ができるのかということに意識を注がなければならない。

 

では部下はどうあるべきなのか?

 

部下が自己中ではない状態とはどんな状態なのだろうか?

 

当然、与えられた権限内で自分のできる最大限のパフォーマンスを発揮し、そしてその行動に責任を持ち、説明責任を果たすこと、つまり上司に自らが報告・連絡・相談をすること。

 

もちろん、上司はそれらを受け入れやすい環境を作らなければいけない。

 

叱られると思ったら、部下は相談すらしたくなくなる。

 

それでは、成果を出すために邪魔になる問題は放置されたまま、さらに大きくなるばかり。

 

煙草の不始末がやがて山火事になってしまう。

 

コップ一杯の水で消すことのできる火種が、いかにして消火活動に莫大な時間と労力を注がせる事態に陥ってしまうのか。

 

これが組織内で起こっているという事実。

 

≪課長になると舌を抜かれ、部長になるとタマを抜かれ、役員になると脳みそを抜かれ、社長になると舌だけ戻ってくる≫

というような組織内における問題を痛切に皮肉っている笑い話がある。

 

笑えない人も多かろう。

 

問題は、社内の人間がお互いに感謝や思いやりを持った上で、信頼、信用の関係が構築されていなければ解決されない。

 

だからこそ、組織内にそのような風土が育つような文化を構築したり、社員教育をしていかなくてはならないのだ。

 

そうすれば、冒頭の社長さんが抱えるような悩みは払しょくする。

 

報告を尋ねなくてよくなるのだ。

 

もっと言えば、究極の姿として、各々が、それぞれの責任を全うしていく風土さえできて上がってしまえば、報告すらいらなくなるのかもしれない。。。

 

 

 

サーバントリーダーシップ。

 

『サーバント』を辞書で引くと下僕や召使いと書かれています。

 

本当に大事にしている価値感に従い、社員や部下たちがそこに向かって懸命に努力しているのであるならば、上司や経営者がそれをサポートするのは当たり前のことなのだ。

 

経営理念に導かれるリーダーシップ。

 

会社の在るべき姿と成果に集中する。

 

であれば、自ずと会社以外の他者、つまりお客様や地域、各ステークホルダーに関心が寄せられるようになるのだ。

 

ヒエラルキーの頂点、ピラミッドの頂点にいる者。

 

誰だ?

 

すべての問題の根はその組織のトップにある。

 

ピラミッドを反対にしてみよう。

 

逆三角形。

 

だから、私はみんなの従者となろう。

 

 

 

 

 

 

 

げぼく

誰か買って・・・



January 27, 2010

B線上のありゃぁ〜

 

人の成功・不成功、もしくは結果が良いものになるのかならないのかというファクターは、いつ、どんな時期にどんな人と会えるかということに大きく係る。

 

らしい。

 

どうやら。

 

人の成功や幸せの形がどうあるかという議論はとりあえず置いといて、っつーか、出会いの重要性は人間の関係性の中で、とても大事なポイントであることはどう考えても否めない。

 

いわゆる引き寄せの法則。

 

ある。

 

あるある。

 

あるあるあるぅ〜。

 

ホントに本気(と書いて“マジ”と読む)でそう思う。

 

いろんなシチュエーション(ちなみにシュチュエーションではない・・・  知ってた?)でそれはオイラ自身が体感してきた。

 

振り返って考えてみれば、そうとしか思えない。

 

ん〜、助けられている・・・

 

オレは幸運だ。

 

こうなるべくしてこうなる。そう在るべくして今が在る。

 

必要な時に必然的に現れるのか、求めているから自分が引き寄せるのか、それは分らん。

 

でも、自ら動くことは最重要マターだ。  またまたぁ〜  

 

・・・   ・・・   ・・・

 

だってさー、出会いの数は簡単に向こうからはやってこないじゃぁ〜ん。

 

簡単なのに、簡単にできないこと。

 

やりゃいいのにできないこと。

 

分っちゃいるけどそう簡単でもない。

 

今やろうと思ってたのにぃ〜  ・・・

 

そんなこと分ってるよぉ〜  ・・・

 

今言おうと思ってたのにぃ〜  ・・・

 

人は自ら答えを出したい動物。

 

そして答えは分っているのにも関わらず、それを実践、実行しない。

 

動け!バカチンが。

 

そうするかしないかも自分のジャッジ、考え方、つまりはどちらに思考のベクトルが向いているかで人生が決まる。

 

ワンクリックから始まる恋もある。

 

指を数ミリ動かすか、動かさないか。

 

その代わり、心の振れ幅は5億倍(感覚値)。

 

あなたを止める抵抗心の正体はなんぞや?

 

だから、心を動かすエネルギーを育もう。

 

動機やきっかけという点はベクトルという線上にしかない。

 

線を作ろう。そしてその上を歩こう。

 

 

 

出会いに感謝。ありがたやありがたや。

 

 

 

ちなみに、コミニュケーションとコミュニケーション、正解はど〜っちだ?



January 25, 2010

うなうな

 

歌を忘れたカナリヤは後ろの山に棄てましょか

 いえいえ それはなりませぬ


歌を忘れたカナリヤは背戸の小薮に埋めましょか

 いえいえ それはなりませぬ


歌を忘れたカナリヤは柳の鞭でぶちましょか


 いえいえ それはかわいそう


歌を忘れたカナリヤは象牙の舟に銀のかい


月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す

 

童謡「カナリヤ」(詩・西条八十)

 

 

 

 

風邪をひいた。

 

声が出ない。

 

人としゃべっているときに、突然出なくなった・・・

 

こんなことは初めてだ。

 

まるでカナリヤさんなのだ。

 

しかし、嫁さんにそれを言ったところ、それは飲み過ぎだ、しゃべり過ぎだ、不摂生のし過ぎなのだと一蹴されてしまった。

 

現在、その件に関しましては返す言葉を探しているところです・・・  どこかに落ちてるの見かけませんでした?

 

しかし、声が出ないのは非常に不便。

 

意志の疎通がスムーズに行えない。 もどかしい。

 

電話で話ができない。 伝わらない。 誰?なんて言われてしまう。

 

決してアヤシイ者ではございません・・・

 

朝、『おはよう』と会社に入って、誰も私に挨拶をかえしてくれなかった。

 

さびしい・・・

 

 

 

私は歌を忘れたからと存在すら忘れられてしまったのでしょうか?

 

声が出ないからと言ってぶつのですか?

 

いえいえそれはかわいそう・・・

 

使えないヤツだからと棄てるのですか?

 

いえいえそれはなりませぬ・・・

 

だからと言って埋められてしまうのですか?

 

いえいえそれは犯罪です・・・    えっ 殺人!?

 

 

象牙の舟に銀のかいを私にください。

 

月夜の海に浮かべてください。

 

きっと 忘れた歌を思い出します。

 

 

共感なのです。

 

理解が必要なのです。

 

 

ふむふむ。

 

ふむふむ。。。

 

 

 


うなずき

うなずいてください・・・



January 22, 2010

バカと天才の境目

 

いつからこんなにできない子になってしまったんだろう・・・

 

以前はちゃんとできたじゃないか。

 

ちゃんと確認したのにもかかわらず、何で、どうして、どないして・・・

 

 

 

 

忘れ物が激しい・・・

 

 

 

 

お出かけ時、出発前に指差し呼称するぐらいの勢いで、確認作業を行っても、結局、あっ!ということになってしまう。

 

チェックリストを作ってみたこともある。

 

でも忘れる。。。

 

病気か?   

 

たそがれるわ・・・

 

 

所用で九州へ行ってきた。 ちなみに観光ではない。

 

出かけるとき、しっかり持ち物チェックをしたつもりだった。

 

朝タクシーを呼んで駅へ出向く。

 

自宅から出発して200mぐらいでとっても大事なものを忘れたことに気付き、あわてて引き返してもらった。

 

九州へ持っていく豊橋のおみやげを事前に気を利かせて買っておいたことを忘れていたのだ。

 

キオスクのお土産なんかよりもと、わざわざ買っておいた代物だ。

 

それを忘れたなんてことになったら、もぉ〜、悔やまれてしまって、その日1日中、心はレイニーあんどウェッティーあんどブルーになってしまうところだったわ。

 

ふぅ〜 やばかったぜぇ〜 と安堵したのも床の間、いや束の間、再びタクシーが出発した後に、またまた忘れ物をしていることに気がついた・・・

 

これは別段なくても、出張中に困るものではなかったため、まー、すぐに諦めはついた。

 

つーか、2回も戻ってくれなどと恥ずかしくて運転手さんには言えない・・・

 

駅につき、改札口近くにあるキオスクで買い物をした。

 

お金を払ってから、レジに品物を置きっぱなしで出て行こうとした。

 

お客さんっ! 忘れてますっ!

 

あっ! すみませんっ! 

 

あぁ、 情けなや・・・

 

いやいや、あのおばちゃんが慌てさせるからいかんのだっ! 『次の方〜』って呼ぶの早いんじゃっ! まだ小銭しまっておろうが! 持ってる荷物多かろうが!

 

・・・   ・・・   ・・・

 

みなさま、これが、かの有名な『他責』というものですよ〜  見たことありますかぁ〜 

別名『言い訳』、『自己正当化』とも言いまぁ〜す。

 

・・・   ・・・   ・・・

 

それから、ホームに降りて、車中、口が寂しかろうと、また別のキオスクで飴ちゃんを買った。

 

しかし、さっきと同じキオスクで買えばいいものを、いっぺんに気付けばいいものを、2度手間だねぇ、何でオレはこうなのかねぇ〜、残念な人だねぇ〜、と自分を憐れみながらおばちゃんにお金を渡した。

 

新幹線の車中、神戸を越えたあたりで、さっきの飴ちゃんを取り出そうとかばんをゴソゴソして気がついた。

 

 

 

 

 

 

ない・・・

 

 

 

 

あれっ? どこにしまったかな・・・  と、しまうことのできるすべてのスペースを確認した。

 

 

やっぱ、

 

 

 

 

 

 

 

ない・・・

 

 

 

 

また忘れた・・・

 

 

 

今度はアウトだ・・・

 

あんのおばちゃん、言ってくれよなぁ〜  にゃろぉ〜  

 

オレ、ホームで電車待ちしてる時間結構あったじゃ〜ん・・・  やさしくないなぁ・・・

 

そーかいそーかい、どーせ、ソーユーことですよ・・・   

所詮こんなもんですよ、人のぬくもりを感じられない無機質な現代社会が恨めしいですよ・・・

 

え〜 みなさま、これが、かの有名な・・・

 

などと、自分が忘れただけなのに、散々人のせいにするなんて、あー情けない。。。

 

しかし、私がこんなになってしまった原因はきっとどこかにあるはずだ。

 

因果の因はどこにある・・・?

 

年か? 酒か? 天罰か? 家族サービスが足りないからか? それとも嫁さんのヘルシアウォーターをこっそり飲んでしまったから罰が当たったのか?

 

どんどん記憶もなくなっていくぅ〜  

 

新しく入った情報の分だけ忘れていく気がするぅ〜

 

いや、そもそも脳のみそに情報が留まってくれないぃ〜

 

それさえすぐに忘れ行くぅ〜 ♪

 

 

 

 

1月22日、今日は長男の誕生日。

 

 

 

お誕生日

 

 

 

約450年前の今日、同じ日に生まれたイギリスの哲学者にフランシス・ベーコンという人がいる。

 

世界史専攻していた人は覚えている人もいる・・・  かな・・・?

 

で、この人は奇しくも今日のネタにうってつけの「知は力なり」という有名な言葉を残している。

 

自然法則を十分に知り、経験を多く積み、そしてそれらで得た知識を使って自然界を支配していけば人間界は豊かになる・・・

 

のだそうだ。

 

いやぁ〜、なんというオコガマシイ・・・

 

しかーし、私自身はソクラテス大先生の「無知の知」を地で体現しているのだ。

 

知らなくたっていいんだもんねー   知らないことを知らない人よりもいいもんねー

 

私はなーんも知らないことを知っているのだっ。  ハッハッハー

 

だから、問題ないのだ〜  なのだったらなのなのだ〜

 

バカの天才なのだ。  いや、天才のバカなのだ。

 

あれ?どっちだ?

 

 

 

 

今日も私の中のたくさんの脳細胞さんが死んでいく。。。  

 

ああ、合掌。  チ〜ン。。。

 

 

さ、今日は、早く帰らなきゃ・・・



January 19, 2010

イナモリヤマモリ

 

JALの経営正常化を主導する政府傘下の企業再生機構が稲盛和夫さんにCEO就任を要請し、稲盛さんはそれを受諾しました。

 

稲盛さんと言えば、一代であの京セラを世界的企業にしたグレートな経営者です。

 

んで、その稲盛さんは、「JALの再生は可能である」と自信を示しているみたいです。

 

おぉ〜、すげえ〜 さすがイナッチ。  日本の空をたのんだぞぉ〜・・・

 

胸躍るわ〜。 今後の動向に北野大! いや期待大! つーか、北野はまさるだしっ!

 

イナッチは民主党の最大スポンサーでもあり、小沢さんや国土交通大臣の前原さんとも深い親交があるようです。

 

経営の神様と呼ばれるイナッチは、同じく神様の先輩である松下幸之助さんをリスペクトしています。

 

そのマッチャンが政財界の指導者を養成するために私財を投じて創設した私塾が『松下政経塾』。

 

民主党の議員さんには、ここ出身の人がいっぱいいます。

 

で、前原さんもそうなんですねぇ。

 

マエマエは京都生まれの京大出身者です。 おー インテリ〜。

 

イナッチに白羽の矢が立ったのはそんなつながりも背景にあるようです。

 

イナッチは現在のKDDIの生みの親でもあります。KDDIは、DDI、KDD、IDOの合弁企業です。

 

DDI(第二電電)の立ち上げ時、イナッチは「動機善なりや、私心なかりしか」と自問自答を繰り返したという逸話が残っています。

 

どうですか?そこのあなた!!

 

私なんて私心だらけで困ったものです。

 

動機だって大概不純ですよ。あーまいったまいった。

 

そんなグレートなイナッチさんはイナモリイズムとも言える経営哲学を確立しているのですが、私自身、彼の唱える人としてのあるべき姿、経営者としての姿勢に何度も心打たれています。

 

ぶれない姿勢や、原理原則に基く経営手腕は、世の経営者をはじめとする多くの人たちの賛同を得るところとなっています。

 

船井総研の船井幸雄さんなどもそうですが、スピリチュアルな発言も多いことから、カルト資本主義だのオカルトだの新興宗教の教祖だのと一部の人から批判されることもありますが、人それぞれ考え方や価値観がありますので、私はそこにはあえて触れません。

 

しかしながら、私個人は、精神性を追求した末に辿り着くところ、また科学を超越したところにある概念をまったく否定はしません。

 

知らないもの、知りえないものに対して盲信することには違和感を感じますが、自分が生きてく上での心の支えとして何を拠り所にしてもかまわないと思っています。

 

オカルトだと拒絶する人、また否定する人が、その割に仏教者であったり、神やキリストさまを信じ祈ったりしてることもあるのですから、滑稽なものです。

 

また、正月になれば神社にお参りに行ってはおみくじを引いたり、御来光を拝んだり。

 

矛盾だらけで一貫していない思想や行動を自らがとっていることに気づいていない。

 

それなのに他者批判を繰り返す。。。

 

 

 

イナッチは高齢を理由にフルタイムではなく、パートタイム的にJALの問題に取り組んでいかれるようですが、無休で働くとのことです。

 

トップのこういう姿勢は強い。

 

強烈なリーダーシップが発揮されることは間違いない。

 

だって金のために動いているんじゃないんだから。

 

もちろん一部の人の利権や私心のために動くなら話は別だけど、イナッチのことだからそりゃないでしょう。

 

アップルのスティーブ・ジョブズさんなんかも給料取らずに働いています。

 

事を成した人というのはこういうもんなんだろうねぇ。

 

金じゃない物欲じゃない。

 

そんなものはとうの昔にクリアしてしまった人が行きつくところ。 ん?どこ?

 

でも、そのステージに辿り着くのは己の単純なる欲求を満たした後なのか、それともそれ以前に利他の心を持って自らの選択とするのかは、その人の生き方によって決まります。

 

何を心の拠り所、つまり生きがいとするのか、そしてどう生きるのか。

 

また、あのイナッチの本でも読んで勉強することにしよう。

 

 

 

 

 

生き方

 

 

 

 

 

 

 

 

かたかた

カタカタ再び・・・



January 16, 2010

決まりました!

 

ロボットさんたちの名前が決定いたしました!

 

 

社内投票の結果、

 

 

 


くまさんドラマー

 

ドゥルドゥルドゥルドゥル〜 

(ドラムロールの音のつもり)

 

 

 

ダンッ!

 

 

 

 

 

茶

 

命名:ちゃたろ〜

 

 

 

 

 

もういっちょ!

 

 

 

パンダさん

 

ドゥルドゥルドゥルドゥル〜

 

 

 

ダン!

 

 

 

 

 

黒

 

命名:くろすけ

 

 

 

 

てなことになりました。

 

 

 

 

ちなみに

 

アタクシの意見は一切含まれておりません。

 

 

 

 

茶に黒

 

 

そのままっちゃーそのままだのん。。。

 

 

 

その他、候補いろいろとありましたが、

 

 

無難なせんで収まった気がします。

 

 

やっぱ、調和を重んじるニッポンジン。。。

 

わが社には常識人が多いということですな。

 

 

 

てなことで、

 

みなさん、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

最近、

 

あのロボットたちを見て

 

 

『いいねぇ〜あれ』

 

 

みたいな感じで、お声掛けしてくれる方が増えました。(′∀`)

 

 

ありがたいことです。

 

 

 

 

 

でもね、

 

 

もっとありがたい言葉があるんですねぇ〜

 

 

 

 

 

 

 

『ほしいねぇ〜あれ』

 

 

 

 

誰か言っておくれ・・・



houkinkun at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!会社のこと 

January 13, 2010

わかげの・・・

 

先日成人式を迎えた新成人たち。

 

ここ数年、酒を飲んでは暴れん坊になっている若者たちや、色とりどりの紋付き袴姿の沖縄の若者たちがニュースに登場するのが慣例になっています。

 

あの底知れぬエネルギーをなんとか電力供給源などに還元できんものかねぇ〜。

 

世の中のお役に立つことに利用できんものかねぇ〜。

 

 

人として、自分以外の人に迷惑はかけるべきじゃーありません。

 

でも、若さで見えなくなるものはたくさんあります。

 

若さ故に間違うこともたくさんあります。

 

だから、我々大人の視点で一方的に言えないこともたくさんあると思うわけです。

 

電力供給源とは言わずとも、あの有り余ったエネルギーを振り向けられるターゲットは必ずあるはずです。

 

そこに彼、彼女たちが少しでも打ち込めることができれば。

 

大人はそのサポートをしてあげるべきです。

 

道を示してあげるべきです。

 

今も昔も人の本質は変わりません。

 

環境や教育や大人の在り方などの変化によって若者の在り方が変わっているだけだと私は思うわけです。

 

 

最近の結婚式や成人式を彩る女の子たちの髪形はとっても華やかです。

 

 

 

 

 

 

 

モリガミ

 

 

 

通称『盛り髪』。 『盛りヘアー』とも言うらしいです。

 

いつもより余分に盛っておきやしたぁーっ!

 

そこのお父さん、盛りそばや盛り塩とは違いますよ。

 

髪の毛のことです。

 

『デカ盛り』『メガ盛り』なるものまであるらしいです。  

 

私は並で!  じゃ、オレ特盛りと卵とみそ汁ねっ! 

 

お父さん、髪の毛のことですよ。

 

ヘアースプレー1本使ったりするんだよね。 往年の細川たかしさんのようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テツコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


トキ

 

 

 

 

 

 

流行やファッションというのには周期があって、よく時代は繰り返すなんて言いますが、今まさにその時代が到来したと言ってもよいでしょう。

 

 

ちなみに過去には、不肖このアタクシも盛り髪にイソシンダモノデス。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

若毛

 

 

スパイキーというすばらしいスプレーがありまして。

 

あの当時、ケープの数倍の威力を持っていました。

 

でもこれを使うと何回髪の毛洗ってもスプレーが取れなくて・・・

 

そして抜け毛を誘発します。

 

最近頭部が若干怪しい細川さんもスプレーのやりすぎで自毛さんにバイバイしてしまったんでしょうか・・・

 

腋毛の左、いや、若毛・・・いやいや若気の至り、髪の毛然り、いつまでもやり続けると失うものがあります。

 

ちなみに『若気』を『にやけ』と読んでしまうとエライことになってしまいます・・・。

気になる方は辞書でお調べになってくださいませ・・・

 

コラッ そこのキミ! ニヤケてるんじゃないっ! 

 

えっ!  そうなのっ!?

 

 

・・・

 

 

どこかで気付かないと人は成長しません。

 

いずれ人は若くなくなります。 若さを笠に着ることはできなくなります。

 

 

若いということはいいことです。 スバラシイことです。

 

無鉄砲も良い事です。 怖さを知らないことは行動する勇気につながります。

 

だから、若者たちよ、失敗を恐れず何事にもチャレンジしておくれ。

 

 

ということで私の懺悔を終了いたします・・・



January 11, 2010

敏感?

 

530運動発祥の地、豊橋には、資源の再利用とごみ減量を推進するために≪ビンカンボックス≫という世界に誇るべき(?)エコな分別システムがあります。

 

ビンカンボックス

 

名前の通り、瓶や缶を廃棄するためのゴミ箱です。

 

24時間空き缶や空き瓶を捨てることができるこの画期的なシステムは、同時に24時間アルミ缶を盗むことのできる環境にもあるということができてしまいます。

 

最近はめっきり減りましたが、まだアルミの価格が高騰していた頃は、こぞってヒッピーの方々がゴソゴソとアルミ缶を求めて物色している光景を見かけたものです。

 

分別ゴミといえど、一度あのボックスに入れば、それはもう市の持ち物になるわけで、つまりそれらの行為は泥棒さんの行為に値するということになってしまいます。

 

ピーク時には、さらなる相場の高騰を期待してか、アパートのベランダに山のように貯め込んでいる人もいましたし、効率化を図って軽トラックで大量に回収しているおじさんを見かけることもありました。

 

このビンカンボックス、豊橋近燐在住でないとやはり珍しく感じるようです。

 

特に≪ビンカン≫に目が行ってしまうようで。

 

もちろん、それは一瞬たじろぐ程度で、本気に≪敏感≫なんて漢字が当てはまるなんて考える人はいないとは思われます。

 

でも、実際に≪敏感≫だったらどうなんだろう・・・?などという勝手な妄想が働いてしまったりして・・・

 

弊社のタムチさんはとても敏感です。

 

え?何に?

 

いやいや、怪しい意味ではありません。

 

簡単に言えば、小心者、ビビリーさんなのです。

 

すぐにビビリます。

 

驚き方が半端じゃありません。

 

とにかくリアクションがでかいのです。

 

きっとお化け屋敷なんて怖すぎて行けないでしょう。

 

びっくりし過ぎて、彼の心の臓が動くことをやめてしまいます。 

 

おそらく、息の根が止まって死に至ってしまいます。

 

見た目とは違って(?)、まるでハムスターやウサギさんのような小動物に近い感覚を持ったガーリーでビビリーな男なのです。

 

ひょっとしてガリガリだから神経が鋭いのかもしれません。

 

全国の女性タムチファンの皆様、こんな小動物チックでラブリーなタムチさんは今が熟れ頃ですが、いかがでしょうか?

 

今なら、もれなくあんなものやこんなものが付いてきます。(病気や借金や不幸などではありません)

 

で、まー、タムチさんの話はこれぐらいにしておいて、話を戻すと、アルミ缶にしろ、スチール缶にしろ、買い取り価格が景気の動向にいち早く反応したり、影響を受けるという点においては≪敏感ボックス≫と言ってもおかしくはないような気がします。

 

金属を扱う我々の商売、もちろん御多分にもれず景気の影響を敏感に受ける業界です。

 

売り上げ、利益、敏感に影響されますが、世の中の動きを敏感に察知するには能動的に情報を取りに行かなければなりません。

 

アンテナをはり、受身ではなく能動的に企業は行動していかなければなりません。

 

〜今は動く時期ではない〜  〜ヘタに動けば損をする〜

 

そういう方針を打ち出されて動かない、新しい動きは何もしない企業経営者さんもたくさんおられます。

 

しかしながら、≪現状維持は衰退を招く≫、この原理原則が働いてしまうことも経営者は自覚しておかなくてはなりません。

 

無理なことはしてはいけません。するべきではありません。

 

ただし、やれることは常に模索した上で実践していかなければならないのです。

 

≪守≫と≪攻≫は車の両輪、鳥の両翼。

 

わが社は経費をケチるだけではなく、出ていくお金を最小化することを目指しながらも、我々の成長に必要なことには、貪欲さを保ちつつ、お金だけの価値ではなく投資をしていこうと思うのです。



houkinkun at 17:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!お仕事 

January 08, 2010

規則性の中の不規則さ

 

あなたにはこんな経験ないだろうか?

 

子供の頃、床に張られたPタイルのつなぎ目やフローリングの木目に沿って歩き、

 

 

『このつなぎ目を踏み外したら死ぬ』

 

だとか

 

『最後に左足で踏み終わったらアウト』

 

 

などと、何気ない日常にゲーム性を持ったり、密かな喜びを見出しながら、ひとりトボトボと下を向きながら歩いてしまったというようなことが・・・

 

当然のことながら、踏み外したところで死にもしなければ、アウトになんてならない。

 

だいたいセーフだったらどうなんだっつーんだ。。。

 

基本的に、人は単調な作業や行動によって物事が継続的な状況にある場合、慣れや、飽きがきてしまうものだ。

 

だから、そんな状況にある場合、より高度でチャレンジングな作業を好む傾向にある。

 

もちろんそうでない人もいるだろう。

 

本人がゲーム性を持った上でやっているかどうかは別として、我が家の子供もたまに下を向いて一生懸命に目印を見つけては、それを踏みながら歩いていたりする。

 

しかし、これは子供も大人も人である限りみんな一緒だ。

 

連続性や規則性の中に楽しみを見つける。

 

先日、とある大型スーパーへ行ったとき、遠くからうつむき加減で奇妙な歩き方をしながら、まーまーなスピードで早歩きしている小太りなおっさんが私の方へズンズン近寄ってきた。

 

正直なところ、若干ひるんだ・・・  &  構えた・・・

 

で、あせって事前に少しだけ横によけた。

 

しかし、彼は変わらずそのままのスピードを保ちつつ、相変わらず下を向きながら突進してくるではないか。

 

私は思わず、いざとなったら、北斗宗家2千年の歴史、封印していた必殺の秘拳をお見舞いしてやれる体制に入った。

 

が、彼はあっさりと私の傍を通り過ぎて行った。 数字らしき言葉をつぶやきながら・・・

 

言うまでもないが、その足元はしっかりとPタイルのつなぎ目を踏みしめていた。

 

かなり大きめなタイルだったため、妙に歩幅が大きく、歩き方の奇妙さに拍車をかけていたのだ。

 

人間はファジーな生き物だ。

 

ロボットのようにはいかない。

 

連続性や規則性の中だけで、それぞれの人間のポテンシャルは上がらないし、発揮しにくい。

 

作業の効果や効率を計る側の人間であれば、規則性を求め、その中に基準や評価を作ろうとするが、実際には、作業する側の人間は非効率的になっていくという現実がある。慣れや飽きによって。

 

私は過去、営業の見習いの頃、先輩に、眠たい顔してお客さんの所へ伺うくらいなら、少しでも仮眠をとってから出向け、と教育された。

 

つまり、昼寝はぜんぜんアリという教えを頂いたわけだ。

 

集中力を欠いた状態や物事が常態化してしまっている場合、当然緊張感ややる気などというものは発揮されにくくなる。

 

人間にはロボットと違い、集中力やシナジーという、規則性の限界を超えることができる力を秘めている。

 

いかに同じような毎日を違う毎日にするのか、そしてどのようにi活き活きワクワクとして楽しむことができるのか。

 

自動車のクラッチにもアソビが必要。  仕事の中にも遊びの感覚が必要だ。

 

仕事をいかに楽しくすることができるのかはその人の考え方次第で決まるのだ。



January 04, 2010

OH!正月〜!

 

みなさま、どのようなお正月ライフを送っていらっしゃいますでしょうか?

 

私は、えぶりでぃヒーロー三昧の日々でございます・・・。  

 

この頃、こんなブログネタばっかだね・・・

 

最近、ツタヤさんでDVDの旧作が100円ということで嫁さんが仮面ライダーのちょい古い版のものをいろいろと借りてきます。

 

長男、次男がはまっているのは仮面ライダークウガ。

 

 

 

 

食うか?

オダギリジョーさんの出世作?でございます。

 

 

 

次男の狂いっぷりが特にひどく、朝目覚めると早速リモコンを私に突き出し、ホレ再生せんかいとばかりに強要してきます。

 

またかよ・・・と思い、イヤだと拒否するとひっくり返って狂ったように泣きます。

 

しかし、つけたら最後、エンドレスなのです。

 

しかも一緒に見ることを強要します。 別の部屋に私がこっそり逃げていくとまた泣きます。

 

そして連れ戻されます・・・

 

もはや軽い拷問のようなものです。

 

毎日朝から晩まで同じものを繰り返し見なければならない状態です。

 

そして、歌が始まると次男の≪ふんっ!はぁっ!≫が始まりまります。

 

しかし、仮面ライダーのテーマソングはどれを聞いてもかっこいいですねぇ。

 

最近、仮面ライダーダブルとクウガの歌が頭の中で頻繁にコダマしています・・・

 

で、次男の≪変身≫が始まります。

 

最近『変身』という日本語とライダーばりに格好つけることを覚え、彼の真剣さに笑えて仕方ありません。

 

変身するときの顔は超りりしく、もはや彼の心はライダーのそれに成りきっています。

 

そして、変身するときの指の形状が彼の中で肝になっているらしく、いつもチェックを欠かしません。

 

大爆笑です。

 

その後、仮想の敵めがけ、剣のおもちゃや、棒状の『何か』を振り回し、彼の戦いが始まるのです。

 

敵はTPOに合わせて私になったりもします。

 

 

そんな次男を傍目に、今度は長男がこれまた仮面ライダーのかるたを持ち出し、遊んでくれとせがんできます。

 

長男は極度の負けず嫌いです。

 

そんな性格はおそらく嫁さん似たのでしょう。。。   ?

 

どうしても負けたくないという気持ちから、彼はおそろしい作戦に打って出ます。

 

名付けて≪自分読み、自分ドリ≫作戦です。

 

頭のひらがなだけをササッと自分で読み、速攻で奪っていきます。

 

しかも最初にカードのある場所を確認しておいた上で・・・。

 

カチンときた私はその視線の先をチェックし、取りに行くヤツの振りかぶりの大きいモーションをかいくぐりながら先に取ってやる作戦に出ました。

 

それが笑えるほどヒットし、ヤツは悔しがるわけです。

 

そこで、ヤツはズルイと言い始めます。

 

だから、私はそれに大人げなく対抗して、おまえのほうがもっとズルイではないかと幼児相手にムキになっていたら、彼は最終作戦を遂行し始めました。

 

なんと今度は≪読みさえしない、自分取り≫大作戦。

 

読んで字の如くです。 もはや読みません。 読んでくれません。

 

なすすべもありません。

 

それで楽しいのか?と問いかけると彼は満面の笑みです。

 

じゃあ、一人でやってください、お父さんはいらんでしょ?と言えばそれはいかんと言います。

 

次男のDVDと同じです。 そこに誰かが存在しなければいけないわけです。

 

で、かるたが飽きれば、今度はシンケンジャーのすごろくが待っています。

 

そして、これも自分が勝つまで放してはくれません。

 

 

今年の正月は、長い休みですが、今年はほぼどこにも出ていません。

 

食っちゃ寝状態で随分体が重い。   &飲みすぎで体調わろし・・・   これは毎年か・・・

 

出かけない分、子供たちとの時間がしっかりと取れる休みとなっています。

 

バカ親ですが、やっぱり子供はかわいい。

 

そして、やっぱりいろんな気付きを与えてくれる。

 

子供の好きなものやことに対する執着やエネルギーは凄まじい。

 

興味のあることや楽しいことには同じことでも何度でも繰り返す力が生まれます。

 

それから、誰かに傍にいて見てもらいたいという、小さいながらも人として当たり前の承認欲求を持っています。

 

だから、私にいてもらいたい、見てもらいたいと思う。

 

そして彼らはマグロのように止まらない。

 

あんな小さな体のどこにそんなエネルギーがあるのかと不思議に思います。

 

また、同時に、そんなエネルギーが生かされる方向に、伸びゆくままにしてやりたいと思います。

 

子供には押しつけや強制ではなくやりたいことを見つけるサポートや、やる気を育てる教育をしていきたい。

 

大人の目線や親の体裁だけで詰め込む教育ばかりにならないようにしたい。

 

いつか、親に感謝する時が来るのだと自分に言い聞かせながら、嫌がるものを強制するのではなく、しかし、子供にとって必要なことなのだと長く生きた先輩として思うことがあれば、彼らが納得するように会話を持って育ててあげたい。

 

そして、これはもちろん子供のことだけではなく、大人の世界でも同じだと思うわけなのです。

 

ホウキンはそんなスタンスで社員の働く環境を作っていきたい。

 

仕事が楽しいと思える環境を作る。

 

これが私の仕事です。

 

2010年。 

 

≪〜になりますように≫などと願うのではなく、≪する、やる≫という主体性を持って私は動いてまいります。

 

おっしゃ!やったるでぇ〜!!